日々徒然です

カフェにようこそ!

愛と言うなのもとに

2013-06-23 02:06:45 | 小説
卒業式の日の可愛い後輩は今では俺の恋人になった。
俺は大学を出て大企業の営業職に配属された。
あいつが社会人になったので一緒に住み始めた。
営業職は小間使ばかりだ!あいつが居るから何とかやって来れている。

先日、取引先の接待で飲み会があった。
飲み会の会計であいつに会った。
あいつは職場の同僚と来ていたようで、俺はそのまま二次会へ行く。
帰るとあいつは不機嫌だった。些細な事で喧嘩になった。
あいつはそのままネットカフェで泊まったようだ。
夜、会社の同僚と居た所に迎えに行き一緒に帰る。

俺は凄く心配した!あいつの返事も待たずに手を引っ張って帰る。
移動中も手を握ったままで「歩きにくくない」「恥ずかしくない」と聞いてくるが「別に」とだけ返す。
電車を降りて、それでも手を繋いで歩く。

歩いている途中であいつに話す反省していると
告白された時、お前は可愛かった。必死さが伝わっていた。
本当はお前に言いたいことも聞いて欲しいこともいっぱいあるのに上手く言えないから
いつも言えないまんまで不安だったろう?接待とかが仕事のうちだとかカッコ悪くて言えなくて
お前に軽蔑されたらどうしよう・・・。なんて考えてる俺は小さいだろう。
でも、俺もうちょっと頑張るからな!

マンションに着いて、キスをしながらベットへ向かう。
「先輩大好き!」「俺もお前の全部が大好きだ!」

いつか別れは訪れる
だからたくさん手を繋いでキスをして「好き」って言って
しがみついて抱き合って愛し合う
そうして愛は続いていく