日々徒然です

カフェにようこそ!

幼馴染のあいつ

2013-07-12 01:12:48 | 小説
小さい頃は俺の店にお使いに来ていたあいつ。良く一緒に遊んだ。
今じゃ商店街のアイドルだ!
中学の頃から疎遠になっていった。熱い視線は気になっていたけど・・・。
高校は進学校に進んだ。そのまま大学にも進んだ。
でも、やっぱり家の店を手伝う事にした。
就職できなかったんじゃない。熱い視線が気になって。

商店街青年団の交流会が合って参加した。もちろんあいつも来ていた。
青年団の皆は喜んでいた。俺は・・・喜んでいる。

交流会には酒が弱くて断っていたようだったが、皆に勧められてたから酔っ払ってしまった。
あいつを家まで送ってやる。
俺に酔っ払いながら「好きです」「ずーと大好きです」と言って寝落ちする。

あいつが昨日のお礼に家まで来た。
家ではなんなので外で話す。

俺も前から気になったいたから正直に話す。
視線が気になっていた事、昔から「好き」だった事。
あいつは真っ赤になり喜んでいた。
その顔に理性が飛んだ!
確かめ合う程のキスから疼くほどのキスになる。
キスだけで感じてくれる顔にもクル。
そのまま最後までと思ったが人の目もあるから急に理性が戻って来た。

俺の店が休みの時あいつも一緒に休みを取りどこか旅行でもと考えている。
それまで理性が保つかどうか。