日々徒然です

カフェにようこそ!

約束

2014-05-01 11:05:07 | 小説
集団生活は少しでも皆より抜きん出てれば打たれてしまう
俺は、父がイギリス人で母が日本人だから金髪で目がブルー
それだけで小さい頃はいじめられていた。いつも一人ぼっちだった
だけど、いじめられても気にしてなかった。ある時、俺の絵を褒めてくれた人が居た
「澄みきったブルーだね」その一言が嬉しかった
そのまま、一緒に行動する事が多くなった
今で言う「意気投合」かな・・・おかげで卒園するまでは楽しかったのを思い出す
卒園して直ぐ海外に引っ越す事になって
その人に、お別れを言わなくちゃいけなくて
「必ず迎えに行くから、永遠に君を愛してる」パパがママに言っている言葉を伝えた

そんな思い出は俺の心の支えになっていた
海外での生活が長くなるが思い出は忘れなかった
父が日本での勤務に決まった
家族で引っ越すことになっていた
俺は嬉しくて!
父と母には子供の頃の思い出とこれからの事話した
2人共、賛成してくれた

父に友達の事を調べてもらい、そこの学園の生徒で生徒会長である事も解った
学園の編入試験は難しかったが、思いを果たそうと頑張って合格した

今日は、その学園に転校する日となった