日々徒然です

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先輩の心

2014-06-15 01:36:41 | 小説
心は移りゆくもの・・・そう思っていた

男子校に入学して直ぐ告白された。俺はノンケだったから断った
でも、俺の周りでは当たり前だった

「す!好きです」最初の告白から直ぐ他のクラスメートから告白があった
こんな光景が馬鹿らしくなり断った
そいつは諦めきれなかったのか再度、屋上に呼び出された
屋上に着くなり急に抱きしめられてキスされた
俺は抵抗したから、そいつは諦めて帰ってくれた
諦めてくれたは良いが、体が疼いて一人で抜いていた
そこに、生徒会副会長なるアイツがやってきた

抜いてる所を見られて引くに引けなくて、そのままアイツのおもちゃになった

アイツは容赦なく、朝から屋上で求められ
生徒会が終わったからと、求められ
俺は良いおもちゃになった

でも、何故だかアイツが気になって仕方がなかった
やられて辛いのに・・・胸が苦しい・・・愛がないつながりなのに

俺の心は揺れていた

いつものように生徒会が終わったからと空き教室でHしていたら
アイツは急に手が止まり隣でHしている様子を伺っていた
そしてヤケになったのか行為も途中で俺を置いて出て行った

「おい!どうしたんだよ」
俺は直ぐに追いかけるがアイツは泣いていた
「何があったんだ?」
声をかけるが返答がない!後ろから抱きしめる形になったが手に冷たいものが落ちてきた
今日は雨じゃない!アイツは泣いていた