日々徒然です

カフェにようこそ!

学園祭に向けて

2014-06-24 12:29:11 | 小説
来月は学園祭で皆が浮き足立ってます
俺も嬉しくてアイツと周るのが・・・
だけど、ジャンケンで負けて実行委員になって忙しくてそれどころじゃ
なくなってる。アイツとも一緒に帰れなくて

お互いの部活が終わって一緒に帰るのが常だったのに
アイツの体温を感じていたい。何だか寂しい

アイツは今、何しているのかな

今日は実行委員の集まりが早く終わりそうだから久しぶりにアイツと帰れる!
「今日は久しぶりに一緒に帰れるな。寄ってくか」
日中にそんなやり取りを2人でする

が!とんでもない事態に!このままでは自分のクラスの出し物が完成しない
今日は残って衣装作りだ
トホホ、アイツと帰る予定だったのに
アイツの悲しそうな顔が目に浮かぶ・・・
そんな時、アイツからのラインが来た

「俺のクラスの展示が間に合わないから今日は遅くなる」

悲しそうなアイツのラインだった
俺は少しだけ嬉しくなった
アイツは俺の事を考えてくれている
少しだけ乙女になった

「大丈夫、俺のクラスも間に合わなくて今日は残りだ。終わり頃に
ライン見て!待ち合わせて帰ろう」

直ぐに送って1分もしないで、お互いを思う気持ちのラインが返ってくる

それだけで俺は飯3杯行けそうだ!
明日は水曜日だけど寝不足になるぐらいアイツの熱を感じたい
どうやって泣かせてやろうか
そんな事をそか密かに思い、準備に勤しむ俺がいた