保谷こもれびホールにスアール・アグンのJEGOGを聴きに行ってきました!演奏前にステージを撮影したけれど、携帯のカメラだから画像がイマイチ・・・。
SUAR AGUNG オフィシャル・ウェブサイト
http://www.suar-agung.com/index.html
JEGOG(ジェゴグ)のまめ知識?
竹で作られたのガムランのこと。バリ島西部(ヌガラ)が発祥地。青銅製のガムランとともにバリ島西部で演奏されていたものの、オランダ統治時代に禁止されてしまう。その後、戦争によって伝承が途絶えていたが、オランダの博物館でJEGOGが発見されたことがきっかけとなり、スウェントラ氏によって近年復興された。現在はヌガラ地方に数十のJEGOGを演奏するグループがあり、この地方の祭礼、儀礼にはJEGOGが使われている。
長さの異なる8本の竹がイカダのように横並びにくっ付いて、見た目は手作りした木琴のよう。それぞれ竹の大きさによって、バラガン(Barangan)、カンチラン(Kancilan)、カンチラン・プマケット(Kancilan Pemaket)、ジェゴグ(Jegog)と呼び名が違うらしい。
最も大きなジェゴグは直径18cm、長さ3mほどある太い竹で作られていて、その巨大な竹のイカダの上には2人の演奏者が座り、1つの楽器を2人で演奏する。ちなみにばちも大太鼓を叩くようようなサイズでかなりでかい。
また、その他に演奏で使用される楽器としては、クンダン(太鼓/Kendang)、チェンチェン(小型のシンバル/Cen-Ceng),スルリン(笛/Seruling),クンプル(Kemple)がある。
とのこと。間違っていたらごめんなさい。<(_ _)>
昨年11月にバリ島に行った時は、爆弾テロが起こった直後でオフシーズン中。観光客は極端に少なく、人が集まらなければ公演はない。それに、バリの滞在ホテルからはヌガラ地区までは遠く、スアール・アグンの公演を見るのは断念したのでした・・・。
で、昨日、日本公演の噂を聞きつけ行ってきました!
ステージ上のダンサーの表情まで分かるくらいの席だったので、演奏された音もうるさすぎず、遠すぎずと程よい感じ。ステージが狭くて出演者の移動が大変そうなのが気になったけれど、手作り感覚のアットホームな公演だった。
バリ舞踊のベテラン女性ダンサーは2名出演。眉をキュッと内側に寄せて睨みつけるような厳しい表情、鳥が羽ばたくようなポーズ、右肩だけを下げるような動き、バリ舞踊に頻繁に見られるような足先や指先を反らせるような動きが比較的少なく感じた。一見ゆったりと見えるけれどメリハリのあるダンス。今まで見たバリ舞踊とはやっぱり少し趣が違う。
さて、スアール・アグンの演奏について。CDで聞いていた印象では、竹の柔らかい音色を生かしたゆったりとした優しい曲調が多い感じがしていたけれど、実際の演奏はリズミカルでとても力強かった。
体全体でハードなリズムをとったり、演奏しながら飛び跳ねたりと約2時間、絶えず笑顔で最後まで気を抜く事もなく、来場した観客たちを楽しませることに余念がなかった。私を含め、大多数の人たちが満足して帰路についたのではないでしょうか。
演奏途中、最後尾に並んだ大きなJEGOGのやぐら(?)の一つが崩れ始めて、急遽、近くで演奏していた人が駆けつけて簡単に修理していった。でもあのグラグラ感、そして広がったままになっている隙間。もう少しちゃんと紐で結ばないと、演奏途中で崩れてしまうのでは・・・とヒヤヒヤしていたけれど、最後まで何とか持ちこたえたみたい。さり気なく補修、だけど完璧ではない。こんなところがバリらしい。(笑)
今回は屋内だったので、なるべく少ない収容人数のホールを選択。規模が大きくなるとJEGOGの良さが伝わりにくくなるもんね。できれば、日本公演でも野外で松明たいて、仄かな光の中でまったりとして聴きたいなぁ~。
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JEGOG(ジェゴグ)のまめ知識?
竹で作られたのガムランのこと。バリ島西部(ヌガラ)が発祥地。青銅製のガムランとともにバリ島西部で演奏されていたものの、オランダ統治時代に禁止されてしまう。その後、戦争によって伝承が途絶えていたが、オランダの博物館でJEGOGが発見されたことがきっかけとなり、スウェントラ氏によって近年復興された。現在はヌガラ地方に数十のJEGOGを演奏するグループがあり、この地方の祭礼、儀礼にはJEGOGが使われている。
長さの異なる8本の竹がイカダのように横並びにくっ付いて、見た目は手作りした木琴のよう。それぞれ竹の大きさによって、バラガン(Barangan)、カンチラン(Kancilan)、カンチラン・プマケット(Kancilan Pemaket)、ジェゴグ(Jegog)と呼び名が違うらしい。
最も大きなジェゴグは直径18cm、長さ3mほどある太い竹で作られていて、その巨大な竹のイカダの上には2人の演奏者が座り、1つの楽器を2人で演奏する。ちなみにばちも大太鼓を叩くようようなサイズでかなりでかい。
また、その他に演奏で使用される楽器としては、クンダン(太鼓/Kendang)、チェンチェン(小型のシンバル/Cen-Ceng),スルリン(笛/Seruling),クンプル(Kemple)がある。
とのこと。間違っていたらごめんなさい。<(_ _)>
昨年11月にバリ島に行った時は、爆弾テロが起こった直後でオフシーズン中。観光客は極端に少なく、人が集まらなければ公演はない。それに、バリの滞在ホテルからはヌガラ地区までは遠く、スアール・アグンの公演を見るのは断念したのでした・・・。
で、昨日、日本公演の噂を聞きつけ行ってきました!
ステージ上のダンサーの表情まで分かるくらいの席だったので、演奏された音もうるさすぎず、遠すぎずと程よい感じ。ステージが狭くて出演者の移動が大変そうなのが気になったけれど、手作り感覚のアットホームな公演だった。
バリ舞踊のベテラン女性ダンサーは2名出演。眉をキュッと内側に寄せて睨みつけるような厳しい表情、鳥が羽ばたくようなポーズ、右肩だけを下げるような動き、バリ舞踊に頻繁に見られるような足先や指先を反らせるような動きが比較的少なく感じた。一見ゆったりと見えるけれどメリハリのあるダンス。今まで見たバリ舞踊とはやっぱり少し趣が違う。
さて、スアール・アグンの演奏について。CDで聞いていた印象では、竹の柔らかい音色を生かしたゆったりとした優しい曲調が多い感じがしていたけれど、実際の演奏はリズミカルでとても力強かった。
体全体でハードなリズムをとったり、演奏しながら飛び跳ねたりと約2時間、絶えず笑顔で最後まで気を抜く事もなく、来場した観客たちを楽しませることに余念がなかった。私を含め、大多数の人たちが満足して帰路についたのではないでしょうか。
演奏途中、最後尾に並んだ大きなJEGOGのやぐら(?)の一つが崩れ始めて、急遽、近くで演奏していた人が駆けつけて簡単に修理していった。でもあのグラグラ感、そして広がったままになっている隙間。もう少しちゃんと紐で結ばないと、演奏途中で崩れてしまうのでは・・・とヒヤヒヤしていたけれど、最後まで何とか持ちこたえたみたい。さり気なく補修、だけど完璧ではない。こんなところがバリらしい。(笑)
今回は屋内だったので、なるべく少ない収容人数のホールを選択。規模が大きくなるとJEGOGの良さが伝わりにくくなるもんね。できれば、日本公演でも野外で松明たいて、仄かな光の中でまったりとして聴きたいなぁ~。