「藁の家」

「藁」による新たな建築の可能性や発展を通じて日本の住環境に対する意識を高めていきます!

「藁の家」現場報告06

2004年10月11日 01時28分08秒 | 京都・美山町「藁の家」
さて、藁積みも終わりに近づくと、そろそろ左官職人が土作りを始めます。
土といっても、とれる場所によって色が全然変わってきます。それが面白い!
僕が好きな土の色は「飯田」でとれる土の色や、「八日市」でとれる土の色が好きです。
「飯田」の土は鉄分が多いので、褐色に近い色が出ます。「八日市」の土は明るい土色で、仕上げによって表情が随分と変わります。
ちょっとマニアックな話ですいません。
でも、その場でとれる土で壁を作るのも面白いですよね?
近くに生えてる木で、その場の藁で、土で、人で家を建てってのもいいなぁ。
家を建てるときに基礎工事をして、どうしても出てしまう土。
材料を現場調達出来ます!なんて効率的なの!?
ワークショップで募集するとき、藁積みより、土塗りの方が人気があるんですよ。
大人になってから、どろんこになって遊んだ事ないでしょ?
楽しいですよ!
きれいなお姉さんの顔に土が飛んで、汚くなった顔見た事無いでしょ?
なかなか面白いもんですよ。
コメント
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