「藁の家」

「藁」による新たな建築の可能性や発展を通じて日本の住環境に対する意識を高めていきます!

「藁の家」現場報告07

2004年10月17日 23時34分41秒 | 京都・美山町「藁の家」
お久しぶりです。旅行のため、更新出来なくてごめんなさい。
(別カテゴリーにて旅行の様子をUPしてます)
さて、藁積み、土塗りが終わると何となく「藁の家」の完成予想図が見えてきます。
この行程が完了すると、設計管理している僕がホッと出来る段階でもあります。
それまでは藁を水から守る事に神経を集中させているので、
台風、雨等の日には気が気でありませんでした。
でも、こうして写真の通りに土が塗られてくると気が楽になるのです。
ここから何層も土を塗り重ねて、分厚い壁を作っていきます。
壁の仕上げは左官職人の腕や哲学・技術によって全く違った表情を作り出す事が出来るのも面白いんですよ!!毎回楽しみです。
左官職人はなるべく地元の気候に詳しい職人さんを選ぶ事が重要です。
東京地区では土を塗れる左官職人が少ない事には驚きました!
コメント
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