「藁の家」

「藁」による新たな建築の可能性や発展を通じて日本の住環境に対する意識を高めていきます!

ストローベイル製作・・・第一工程。

2005年10月16日 20時29分23秒 | ワークショップ
本日、稲刈りが終わり田んぼに横たわる藁の束を乾燥させるべく藁立て作業に行って参りましたー。
去年はとにかく台風&台風&台風・・・で藁を立てては風に吹き飛ばされ、水浸しになり、また立てては雨に降られ、そんな事を繰り返すうちに季節は冬へと変わり、寒さに凍えながら濡れた藁とひたすら戦う僕がいました。
それまでは地球環境の悪化と言われても実際に体感する事は少なかった。
しかし、去年の連発台風地獄を目の当たりにしたとき、環境の変化らしきものを感じる事が出来ました。台風の数の増加や勢力の巨大化は地球温暖化も原因のひとつだそうです。
農家さんも「こんな季節に台風が毎週来るなんて、おかしくなったもんだ!」とおっしゃっていました。

時間はあっという間に流れ・・・あれから一年。

また藁の季節。今年は何とか台風被害にはあいたくないなと願っています。

先日の大雨で今日の作業が少々心配でしたが、朝、目が覚めて外を見たら晴天!!
一安心したのも束の間、現地について水浸しの田んぼを見て去年の悪夢が蘇りました。
しかし、実際に作業を開始してみたら、去年よりも足場が安定していて、しかも藁が水浸しになっていないので随分楽に作業が出来ました!よかったよかった。
しかも、去年の事を踏まえて今年は作業のしやすい場所の田んぼを用意してくれました。(感謝!)


今日は農家さんと僕の2人での作業。
「今年もよろしくお願いします」的な感じで午前中は周りの田んぼを見たり、稲刈りの様子を見学したり・・・と特に作業らしき事もせず、気持ちのよい田園風景の中だらだらしてました。本当に気持ちが良かったです!
気になったのは放射状に広がる雲。コレってひょっとして地震雲!?と思いながら作業を開始。



昼食を食べながらモチベーションを高めて午後から本格的に作業開始。
結局、本日は2人で3時間で3分の1の藁を立てたところで作業終了。
この調子であれば5人いればあっという間に全部終わりそうな手ごたえ。



今週は天気もよさそうなので来週末も作業をする事にします。
■日 時 : 2005年10月23日(日)
■人 数 : 5名以上
■場 所 : 愛知県高浜市
■時 間 : 11:00~12:00→休憩→13:00~17:00
■準 備 : 汚れてもいい服装(長靴、ゴム手袋、汗拭き、着替え)
■内 容 : 藁立て(ストローベイル製作の第一工程)

ストローベイルってどうやって作るの?と疑問をお持ちの方、先ず、体を動かしてみましょう~!
この作業は大変ですが、量を減らしてでも今後も続けていくつもりです。
農家さんといろいろな話をする中で衣・食・住について学ぶ事。
ストローベイルハウスに携わる者として米つくりの現場の声を常に聞いていたいのです。
僕にとってベイルは買うものではなく、作るものですから・・・
また、将来ストローベイルをお考えの方にどんな感じで進めていけばよいのか?のヒントになればと思います。

皆様の参加をお待ちしています。(下記フォームからエントリ後、集合場所などの詳細をご連絡いたします。)

※本日同行した取材スタッフの皆様!お疲れ様でした。
取材班は屋根によじ登って撮影していました。(上っている様子が見えますか?)





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コメント (2)
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