小さきころ
切ないこと ありました
悲しみを持って
根釧をさ迷いました
好きでもない人から
強く惚れられました
無理に結ばれ
ひとみ 狂いました
あなたに会えれば 躁なんです
会えなければ鬱なんです
・・・・と お前は言う
お前の匂い付いてたよ
ここにも付いてたよ
最後の匂い この手紙に
涙があることを教え
笑いが残ってることを教え
心の綺麗さを教え
お前 朝の露
小さきを包み
弱きを励まし
あたえるだけの愛
求めなかった 優しさ
あるは別離
待つは隘路
俺は 俺で
束の間の日々
消えない日々
飽和のなかった日々
ながれた
すべて流れた
すべてすべて もぬけの殻
ただ 流れた 二十四の私
わらえた
お前だから笑えた
みんな忘れて笑えた
ただ笑えた 愛しき日々
綺麗だった
笑みが光ってた
怖かった ただ怖かった
夕焼けだった
風強かった
ひとみ 消えてった きえてった
ひとみ閉じれば
・・・・何も見えない
ひとみ消えれば
・・・・何も残らない
ひとみ笑えば
・・・・つられて笑い
ひとみ泣けば
・・・・涙の伝染
ひとみって呼べば・・・・
無邪気な微笑み
妙なるもの
ひとみは優しいって言えば・・・・
これしかないって
無償の 愛
・・・・何も見えない
ひとみ消えれば
・・・・何も残らない
ひとみ笑えば
・・・・つられて笑い
ひとみ泣けば
・・・・涙の伝染
ひとみって呼べば・・・・
無邪気な微笑み
妙なるもの
ひとみは優しいって言えば・・・・
これしかないって
無償の 愛
あかるい夜だった
まばゆい月明かり 二人を照らし
影の濃さを笑うように
皮肉だった
やはり叶わなかった
お前は・・・・そう
よどんだ沼には咲かない
健気な かすみ草
病的な眼差し
永遠の少女
稀有なる純潔
あえても良かった
あえなければ良かった
だけど あえて良かった
否定尽くされぬ肯定男
欺かれる牧師の子
遣る瀬無い酒に酔った
実在酒に酔っちまった
神は死んでないのです
初めからいないんです
死ぬ訳がないんです
・・・・と 言えばそれまで
信奉者は今日も後を追う
没理想の迷い子達
慄なるは今際の言葉
・・・・そうか やはり
ニーチェは死んだか
ならば・・・・
欺かれる牧師の子
遣る瀬無い酒に酔った
実在酒に酔っちまった
神は死んでないのです
初めからいないんです
死ぬ訳がないんです
・・・・と 言えばそれまで
信奉者は今日も後を追う
没理想の迷い子達
慄なるは今際の言葉
・・・・そうか やはり
ニーチェは死んだか
ならば・・・・
遥かなる大地 待ちゆく
鎖の音 地を這い
ゲットー目指して進む
オムスクは近い
国あっても山河無し
囚われ人の憂悶よ
人恋し夜なれど
憂慮千万 憂い増す
あるは一冊の聖書
慰めの宝庫
再生への道しるべ
彼の女は待ちゆく
優しさだけの女は待ちゆく
自分を 待つように
鎖の音 地を這い
ゲットー目指して進む
オムスクは近い
国あっても山河無し
囚われ人の憂悶よ
人恋し夜なれど
憂慮千万 憂い増す
あるは一冊の聖書
慰めの宝庫
再生への道しるべ
彼の女は待ちゆく
優しさだけの女は待ちゆく
自分を 待つように