新世界開闢「開」遊戯三昧のうたげ 「龍吟雲起」#4 祷 . . . 本文を読む
いつでもどこでも今が一番しあわせと 言えたなら あれから10年を振り返る 日
日月礼讚 お日様から届く光 月の光 にいただく 魂の 食べ物に感謝しながら 今日は 祈りの日 318日目
日輪という名のついたウィルスがこの地上に降りてきた意味をずっと考え続けている。
世界同時に体験しているこの時代の試練と困難は未来へ向かう私たちにずっと問いかけ続けているものがあるように思う。
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それは満月さまがお出ましになるには今少し間のある昼下がり。 心を決めてむきあいました、今宵満月 サンサンと輝く満月さまのエネルギーをあびて、勇気と誇りと清浄のエーテルで満たされて下さいと祈り、いのり、いのりました。
そして 心の中で さよなら ありがとうと 言いました。 . . . 本文を読む
三年前 の春まだき とある山間の静かな古民家で 自分の呼吸に集中していると この世にわたしがやってくるときの情景が、見えた。
あたたかくやわらかいひかりのなかでみんなが祝福してくれている 行ってらっしゃいと おおきいひとも 小さい人も 微笑みを たたえて
みおくってくれた そうして わたしは こちらに やってきた らしい そんな 情景 だった。 . . . 本文を読む
暮らしの中にビニール袋があらわれた頃、昭和二十年代、母は何度も何度も洗って干してくりかえしてつかっていた。今そんなことをするヒトはいない!盥が消え、洗濯機があらわれ、箒やハタキを放棄し、掃除機が出現し、囲炉裏も炭のコタツも、炭団も無くなり、エアコンが登場、夏はスイカや麦茶を冷やしていたそこここの井戸端は消滅、、、どんどん暮らしは便利になり、、使い捨てが美徳にされるような時期もあった。
便利さは加速し、百年も立たないうちに、自然環境はもう循環不可という明確なノーを突きつけてきた。台風19号はそのことを可視化したともいえる、、、
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三月振りの甦りの御坊龍隠庵さまへ! 天空の園への階段をふみしめると ウキウキするこの階段をのぼりきるとそこに生まれ在所がまっているような心地になる、深く息を吸い込んで吐く、それだけのことなのに、からだの中に新鮮な赤血球が流れ出し、つま先から徐徐に甦って来る。
あれまぁ〜〜〜お久しぶりの和尚様は、作務衣姿で台風に備えてお庭の大切な植物たちをお家に運びいれておられ、いつ行ってもまめまめしくお働きであられ、だからこその、甦りの御坊なのだと 頭が下がります。
お蔵のほうにいざなっていただき、まづは喫茶去。 三ヶ月分のつもるお話しをさせていただき、ホントに在所に戻ってきたようなナツカシイ心地。 . . . 本文を読む
幼稚園に入る前ごろまで、繰り返し同じ夢をみていたような気がする、十円玉のような色合いの地面が地割れをしてどんどんどんどん地割れがこまかくなり面積をましてくるそれはやがて巨大なゾウとなり、そのゾウを隔てているのは木製の古ぼけたオルガン、その情景が伸び縮みしながら繰り返し繰り返しあらわれ、あたかもそれは現実のようにも思えてくるほど繰り返し観たビジョン。
もうヒトツは夜中にハッと目覚めて前方を観ると般若の面がこちらを眺めている、ただ眺めている、木の額にかかっているお面なのかと思って翌日目覚めてからそのあたりをみてみるが、そこには何も無い、あたりを見回しても、そんな形跡はどこにもない。今も思い出すほど繰り返し観たビジョン。未だもってそのビジョンの意味するものが分らない。 . . . 本文を読む
民俗学.日本思想史.比較文明学を幅広く研究しておられる文学博士でもあり、京都大学名誉教授でありつつ、神道ソングライター、そして此の度は神話詩三部作を上梓なさった鎌田東二先生を塾長としてお迎えした「天空教室」第2講のお知らせです。
4月19日(金)満月夜、7月19日(金)17夜、北鎌倉の名刹円覚寺塔頭・龍隠庵において、「龍吟雲起1・2」を行ないました。2回目は「天空教室」開講式を兼ねて開催しました。いずれも、鎌田東二第一詩集『常世の時軸』(思潮社、2,018年7月刊)、第二詩集『夢通分娩』(土曜美術社出版販売、2019年7月)を朗読することを中心に、その芸能的表現や鼎談などを交えて行ないました。
このたび、9月1日に、第三詩集『狂天慟地』(土曜美術社出版販売)を上梓し、これにより「神話詩三部作」が完結しました。そこで、これまでの活動を踏まえて、「神話詩三部作」完結篇朗読会を開催させていただきます。ぜひ、11月15日(金)の18夜(居待ち月)、ご参会いただければ幸いです。
「狂天慟地」とは、言葉としては「驚天動地」のもじりであり、言い換えではありますが、昨今の地球の声をわたしなりに感受し、表現したものです。この30年近く、地球世界は「狂天慟地」、すなわち「天気狂い、大地が慟哭する」(天狂い、地慟(な)く)世界に日々変貌していっているように思います。
スサノヲやサルタヒコの嘆き、オルフェウスの悲しみ、ノアやモーゼや預言者たちの危機感、大乗菩薩たちの企投、さまざまな神話や物語や宗教的言説を織り込みながら、全33篇の詩篇を展開しました。
今回は、「狂天慟地」する世界を先回同様十字架のヨハネの神秘主義研究者の鶴岡賀雄さん、「狂(覚)」の禅味を体現する太田周文和尚さんとわたしの3人で、「狂天慟地」する世界の中での生老病死について語り合います。そしてそこにスタッフ仲間の芸能朗読朗唱や音楽家で映画監督の金大偉さんの音連れが加わります。ぜひ11月の居待ち月の一夜、龍隠庵の「狂天慟地天空教室」をお楽しみください。
2019年9月8日 天空教室塾長・鎌田東二
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