侘寂菜花筵(わさびなかふぇ)

彼岸の岸辺がうっすらと見え隠れする昨今、そこへ渡る日を分りつつ今ここを、心をこめて、大切に生きて行きたい思いを綴ります。

日日是好日 マインドフルネス 惺惺著 龍吟雲起

2019-09-16 22:53:27 | 余生を全生とするには
 「腰椎四番の圧迫骨折」と言う立派な病名を頂きました。久々にレントゲンを撮り、専用腰椎矯正コルセットを装着することになり、コルセット屋さんに採寸して頂くのだが、寸時に固まるゼリーをぬるとたちまち型がとれて一週間後にはスカーレットオハラ様ばりのコルセットが完成。チャンピオンベルトのように必要に応じて装着させて頂き、はや一ヶ月半経過、五割ほどは復活するも、未だ身動きはままなりません。古希古希と年を売り物にしてしまう事を大反省します、がヤッパリこれまでとは同じに行かないことを覚悟させられました、そして。落ち着いて、しかしボッとばかりはしていないで、深い呼吸でいまここを最善を尽くして生きる、それが 日々是好日であり、惺惺著というのだと今朝のラジオで精神科医で且つお坊様であられる若き和尚さまから学びました。 . . . 本文を読む

古希目前の痛恨の学び

2019-01-18 19:46:38 | 余生を全生とするには
 年末年始、の三日間 夜間の勤務を無事終了、さてお正月、をあじわいましょう〜〜という前向きな気持ちでおったはずなのに、、、原因不明の足腰の痛み、ガクッと体力がおち、風邪症状でダウン、足腰の痛みは尋常ではなく、左臀部から座骨、足首まで痺れて痛く、、歩くのが容易ではなく、まな板を持つ事すら苦痛になり、古希を目前に一気に体力の衰えを実感! . . . 本文を読む

偉大な先輩が逝き、ました。

2018-05-26 14:37:52 | 人間のあり方
始めて先輩と出会ってからほぼ40年、何時もぐんぐんと前に進み、道無き道に道をつけ、草ぼうぼうだったところに豊かな果実を実らせて来た先輩。   健常者以上に、常に元気に走り回っていた。心臓に欠陥をかかえ、身障者手帳を常時携帯しておられるとは長い間気づかなかった程元気だった。  その心臓手術の不手際から半身不随となり、以後ベットの上が生活の場となってからも、かつての元気さを失わず、何時も毅然とし、社会を憂う気持ちも私たち以上で、時に、檄を飛ばす程の勢いだった、、、 . . . 本文を読む

明日は父の命日、

2018-04-27 18:25:47 | Weblog
  NHKラジオ番組すっぴん金曜日は高橋源一郎さんがアンカー。源一郎さんの選曲する曲はメローでアンニュイでエレガントだし、源ちゃんの現代国語も、インタビューも、彼が繰り出す話題は文学的であり、社会的であり、政治的でありつつ、肩の力はぬけていてコブシを振りかざしてアジテーションするような風情がまるでなく、団塊世代よりグッと脱力している。  今日のお便りテーマは「私のヒーロー」勿論私のヒーローといえば、この方しかおりません。 . . . 本文を読む

秋超えて冬来りなば、、なほどの寒さです。

2017-10-20 14:11:25 | Weblog
 神無月に入った途端にグット秋がふかまり、中秋の名月 満月 十六夜の月と神々しい月にウットリしているのもつかの間雨降りお月さんの日がそれからずっと続き、どんどん師走のような寒さの日までがあり、清々しい秋を味わう間もなくすでに師走の気分です。 . . . 本文を読む

 「セロ弾きのゴーシュ」おとものがたりイン近江八幡「茶楽」2017年1月22日

2017-01-24 11:32:29 | 余生を全生とするには
近江八幡に伺って参りました! まさに、綺麗にすきとおった風を食べ、桃色にすきとおった朝の日光を飲んだような  そんな気のする二日間でした。 . . . 本文を読む

祈り・感謝

2016-09-20 08:11:58 | 余生を全生とするには
 東京移転、二週間がたちました。ご縁をいただき、墨田区のお茶室だったところに寄寓させて頂いております。  高齢の寡婦が都会で家探しをするという事はある意味不可能とも言える時代に、こうして住まいを  提供して頂ける幸いにどれだけ感謝をするかしれません。  これまでの人生で培った事を活かしてお役にたってゆきたいと  余生をそのように全うしたいと、、祈る日々です。 . . . 本文を読む

愉快に生涯を生き抜くこと、、、を願って、、

2016-09-16 19:53:32 | 人間のあり方
「人間はその生を輝かす為、溌剌といつも元気に生くるよう行動していると、その生は活発となる。  体が使えば逞しくなって行く構造をしているのはその為であろう。  愉快に生涯を生き抜く事が全生である。ジメジメして息していては全生はできない。健康に生きる為に愉快ほど大切なものはない。」  2016年月間全生9月号 巻頭文 野口晴哉 先生 . . . 本文を読む

WE ARE FAMILY!

2016-03-17 00:59:31 | Weblog
天空の茶室に飛来、かめたろうクンの甲羅に乗って今一度「龍隠庵」へ。ヨットマン のオジさま達だけの「戯風」会お茶稽古に「喫茶去」とばかり招じ入れて頂き、一期一会の密な一時をご馳走になりました。 . . . 本文を読む

あれから、、、そして、ありがとう、、、

2016-03-11 11:32:04 | Weblog
 ここ一ヶ月、メディアは一気にあれから5年というフレーズで怒濤のように震災の事を話題にしています。5年に限らず、常に心に楔を打つように思い続けて行きたいです。   その5年前、のあの日、あの直後、タクシーに飛び乗り、馳せかえって安堵を確認した義母が3月9日旅たちました、、  93年の生涯は決して平坦ではなかったですね、、  時間はなべての感情をサラサラと漂白し、透明にもしてくれます。 同性としてその長い人生を最期までガンバッテ生ききり   子ども達、孫たち、周りの方々に思いをかけ、あたため続け、最期はその愛する人たちに見守られ旅立って逝かれた姿を  見事に生ききった女性として讃える気持ちがあります。本当に最期まで頑張られました。  ありがとう御座います。共に過ごした日々を振り返って其の時々にして頂いた事に感謝をささげております。 . . . 本文を読む