侘寂菜花筵(わさびなかふぇ)

彼岸の岸辺がうっすらと見え隠れする昨今、そこへ渡る日を分りつつ今ここを、心をこめて、大切に生きて行きたい思いを綴ります。

人を幸せにする底なし沼のバッグ!

2011-06-16 21:56:56 | Weblog
  ということで、 初台のオペラシティで「ホンマタカシニュー・ドキュメンタリー」を
    アート探訪@画遊人


の仲間と探訪したおりに、一目惚れ!
  
  その時はもう、キッパリとあきらめたつもりだったのだけれど、、

  毎日、毎日パコチャンの呼ぶ声がきこえてきて~~


  とそこに花卷の小さな杉林をつかってくださっている幼稚園から
  使用料が届き、これはこれは ありがたく使わせていただこうと思った次第。

   なんとパコチャンにはナンバーが入っており、
  制作者の当房 優子さまに早速喜びをお伝えすべく
 以下のメールをしたという次第。
 
  *******-******-
 
 はじめまして!

 

 二週間前に初台のオペラシティアートギャラリーのミュージアムショップで
棚にずらりと優子さまのバッグがならんでおり、、目が釘付け!

ウ~~ン欲しい!真ん中に君臨していたピンクとオレンジの大型トートーに
すっかり魅入られてしまいました、、

 が、しばしまて、懐具合はいや増してサミシイ昨今
迷わず即断購入の出来ないカナシイ身、、

 二週間考えに考え、エエ~~イままよ

清水の舞台から飛び降りちゃえ~~~とばかり
 初台まで電車にのって

 ショップへ直行!

 ついに夢のバッグ購入!しました。

 思いの外大きくて魔法のように入るわ入るわ
どんどんはいるのでコワイぐらいです。

 それでなくても荷物が多くてアラカンの
おばさんですので何時圧迫骨折しても
おかしくない身なので
 自嘲せねば、、

 とまあうれしさいっぱいのご報告をさせていただいた次第です。

311以後、もう物に執着するのはやめよう、あるものを大切にして暮らそうと
殊勝にもおもいきめていたのですが、優子さんのバッグの持つ魅力には勝てませんでした。

そこから何かオーラがはっせられているからです。
優子さんが愛して一つ一つを大切にとどけるひとへの
おもいをこめてこしらえておられるからでしょうか。
まさにそれこそが職人魂といえるのではないでしょうか。
まさにそれこそがアートの真髄といえるのではないでしょうか。

 幸せにしていただきありがとう!!!

  *******-******-

  制作者の当房優子先生から ひな菊のような清楚で温かく誠実な
 お返事が届き、ますます感動。物は人に喜びをもたらし、その事をお伝えすることで
 縁がつながる。 これぞアートの果たす役割。
  その後もメールをいただき、そのはしばしに
  物を作る方の深い思いを感じ取り、ありがたさにしみじみとした。

   #####====#####=======


  はじめまして。
バッグを作っています当房です。

オペラシティーのギャラリーショップにてバッグをお選びいただき
とてもすてきなメールをありがとうございました!
2週間思い続けていただきましたこと、そして、大切なお時間を割いて
再びお店へお出かけいただきましたことに心から感謝いたしております。

おっしゃいますとおり、大きすぎて何でも入ってしまうので
折りたたみの傘が2本入っていた!なんていうことが私もよくあります。
バッグ内側の両脇に縫い込んであるひもを結んでいただくと
荷物の少ないときには、コンパクトにもお使いいただけますので
お試しいただけますと幸いです。

震災以降、自分の仕事について考える日々を送っておりました。
この非常事態に、暢気にバッグ作りなどしていていいものかしら、
作ったとしても、手にしていただける機会はぐっと減るのではないかしら、と。
悶々と考えあぐねましたが、
目に楽しく、少しでも明るい心持ちになっていただけるようなものを
お届けすべく精一杯努めよう、と気持ちを決めたところでした。

こうしてメールを頂戴しましたことは
ほんとうに大きな励みと支えになっております。
ありがとうございます。



お返事が遅くなってしまい、大変失礼いたしました。
梅雨空が続きますが、どうぞお健やかにお過ごしくださいませ。

心より、ありがとうございました。

tobo
当房優子


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