侘寂菜花筵(わさびなかふぇ)

彼岸の岸辺がうっすらと見え隠れする昨今、そこへ渡る日を分りつつ今ここを、心をこめて、大切に生きて行きたい思いを綴ります。

天空の茶室「龍陰庵」から、、

2015-09-15 23:25:10 | Weblog
 凌波先生は、観念的になりがちな私を言葉ではなく、その場に連れて行くことで自ら悟るようにしむけて下さるような方です。
 本日は昭和二年に建てられた家屋を月に何日かカフェとして営業する「Sasho」に連れて行って下さいました。
 その後鶴岡八幡宮から一山超えて北鎌倉まで歩き、円覚寺内にある、龍陰庵でお点前を頂戴して参りました。道々で御修業中の雲水さんの行列にお会いして鎌倉ならではの光景だと感じ入りました。かねてより出家願望があるだけに、このような境遇になるとにわかにそちらに気持が傾いてしまいました。
天空の茶室から円覚寺を見下ろした時に、何かパチンとくるものがありました。
覚悟のスイッチが入ったのなら良いのですが、心が定まるまではまだまだ時を要しそうです。
都会の喧噪から緑陰深い、場所に身を置くだけで蘇るものがあるような気がしました。

  

  

  

  

  

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