ヤマダ電機、全取締役が降格=山田会長は社長復帰
時事通信 2013/4/30 19:15
先月末の大手のヤマダ電機は30日、16人の全取締役を降格させると発表した。山田昇会長(70)が
6月27日付で社長に復帰するほか、一宮忠男社長(57)が副社長、末席の取締役兼執行役員常務は取締役兼上席執行役員となる。
会長は空席。
ヤマダは4月22日、地上デジタル放送への移行が完了したことに伴うテレビ需要の減退が響き、
2013年3月期の連結純利益予想を前期比62%減と大幅に下方修正した。
一斉降格人事について「心機一転、一丸となって事業計画達成に向かう決意」(経営企画室)の表れだと説明している。
4月30日大引け後(15:00)に配当修正を発表。13年3月期の期末一括配当を従来計画の76円→60円(前の期は76円)に減額修正した。
業界首位となった企業でも、大型店舗の出店競争に出遅れた各社は、1976年まで首位だった第一家庭電器は倒産、1996年まで首位だったベスト電器はヤマダ電機の連結子会社になる予定、2001年まで首位だったコジマはビックカメラの連結子会社になるなど、業界内での浮き沈みは激しい。
家電量販店 大手の株価を見ると、最盛期2006~2008の株価から先月末の推移は下記の通りで、
ヤマダ電機 13,000円代から4000円代
エディオン 1600円代から400円代
ビックカメラ 70,000円代から4500円代
ベスト電器 800円代から200円代
コジマ 1200円代から300円代
ケーズホールディングス 3000円代で横ばい
ヨドバシカメラは非上場
すでにこの業界は衰退しているので2015までには2,3社に
経営統合され一部は破綻するだろう。
すでに店舗数は飽和状態で、利益率の高い商品なく売る品がない
かつての、稼ぎ頭の、PC,薄型TVは買わない、売れない、儲からないで、
洗濯機、冷蔵庫など白物家電の多くは、国内メーカーは高く消費者は、
賢く利益率の高い物は売れなく、日本メーカーでも日本国外からOEM生産で調達している
白物家電は、7年から10年で、必ず変え買い需要があるので、台湾などの
メーカーが出店する可能性がある。他方、PCや小物家電は、アマゾン、楽天
などインターネット通販で購入するので、家電量販店で、現物を確認するのに過ぎない。
20年前、栄華を極めたイトーヨーカドーなどが現在は撤退を続けている実態が証明になる。 家電量販店の多くが創業者が経営または筆頭株主で前進あるのみで 、規模拡大が致命的になる
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