アラ還のズボラ菜園日記  

何と無く自分を偉い人様に 思いていたが 子供なりかかな?

幻の民サンカ 其の5

2015年07月17日 | 近世の歴史の裏側

サンカ起源については定かな資料も研究も全くなされていません。

幕末から近代にかけて困窮した人達が山に逃れたのが始まりとする見解もありますが、

むしろ逆に幕末から近代にかけて多くのサンカと思われる人達が瀬降りを捨て町や村のなかに、

居着いた可能性が高いと思います。私としては縄文から弥生時代、さらに大和中央集権国家へと、

推移する中、監理、統制され、支配されることを拒んだ原住民、先住民が源流ではないかと、

考えています。そこに大陸からの渡来人(ユダヤ人の可能性もあると思う)で中央集権国家を形成したグループとは、

違うグループ(価値観、信仰が違ったのか、それとも政治的、軍事的敗者なのかはわかりません)と混じり合ったのが

大体の起源ではないかと思っています。

本来、敗者や異民族に対して包容力がある縄文の流れを汲む集団は、それらの人々を内包し、

闇に潜むことで神代の魂を近代まで守り続けたのではないかと、日本特有の文化の担い手になる

事で、そして時折時代の節目に出てきては、日本の方向性を変えていた形跡を感じさせる言もあります。

民俗学の大家である柳田国男氏は、若い頃の主要な関心はサンカをはじめ被差別 などに向けられていて、

彼等、被差別民の民俗は、日本列島の文化の古層に属する重要な残留物を、

表示していると明確に指摘しています。                     つづく


御断り

現在の社会に於いて、表現に不適切な部分が御座いましが、サンカの真実を伝える為には、必要不可欠であり

私は、特定の人物、宗教及び思想を指している事は、御座いません、



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