リハビリの第3弾は,ある方のブログを見て,ちょっと強めの計画を立ててみました。
当初企画は「新穂高温泉から三俣蓮華の日帰り山行」。休憩抜きの夏コースタイムは16時間45分。
結局,残雪時期であることと,途中でルートミスを犯し1時間ちょっとのロスタイムがあったこと,私の体力不足が原因で,双六小屋まででギブアップとなってしまいました。それにしても遠かったです。あまりやる人はいないでしょうネ。
行動時間の過去最高はH24年6月に登った「扇沢から鹿島槍ヶ岳の日帰り13時間45分」でしたが,今回その記録を更新しました。なんと18時間15分!!←おいおい,58歳のおじさんがそんなチャレンジして大丈夫なの?
◆5/31(日)
11:30水戸スタート
16:30新穂高温泉登山者用無料駐車場着
距離:398キロ
19:00就寝
24:00起床
◆6/1(月)
0:50スタート
2:20わさび平小屋
痛恨のルートミス(約1時間ちょっと)
8:40秩父沢雪渓を登り稜線到着
9:15弓折岳
10:45双六小屋到着(大休止)
11:30双六小屋発
15:10鏡平山荘
17:55わさび平小屋
19:05到着
19:45新穂高温泉登山者用無料駐車場発
0:15水戸自宅着
◆駐車場付近から見た笠ヶ岳へ続く稜線16:48
◆駐車場には私の車ともう1台のみでガラガラ17:17
◆今晩の夕食メニュー。途中の横川SAで久しぶりに峠の釜飯を買ってみました。17:22
◆峠の釜飯。大変美味しゅうございました(^^)18:19
◆登山届を提出し,いざ出発。0:51
◆ワサビ平の案内標識。1:57
◆笠ヶ岳に登るための笠新道。私はH21年8月に登りました。この笠新道って,なかなか手強いんですよね。2:03
◆突然現れたデブリ。昼間なら適当に進めば続いている道が分かるのですが,ヘッデンだけでは全く進むべき方向が分かりません。GPSだけが頼りです。2:34
◆鏡平経由双六岳の案内標識。2:44
◆日の出を待つ槍ヶ岳。4:22
◆こんな所を登って行きます。全く標識はないので,GPSだけがほんと頼りです。4:31
◆朝日を浴びる槍ヶ岳。5:13
◆痛恨のミスの現場。本当はもっと手前を右折すべきだったんですが,GPSの確認をおろそかにしてしまい,別な沢の雪渓を380m(右折地点の1720m~2100m)登ってしまいました。気がついた時,さてどうするかと考えたのですが,このまま登って稜線に出てしまうのも1方法ですが,上がどういう状況か分からないので,原則通り間違ったら戻るに決定。約1時間ちょっとのロスタイムとなってしまいました。5:13
◆槍~穂高の稜線には雲が掛かっていました。雲がとれればいいなぁ~。5:33
◆ショウジョウバカマ5:50
◆笠ヶ岳へ続く稜線上にある大ノマ岳か?6:34
◆この秩父沢を登って稜線にでます。雪がたっぷりある季節はBCスキーに最高の斜面だと感じました。6:34
◆当初予定では鏡平経由で登ろうと思っていたのですが,下から見る限りでは,上部はそれほど急斜面ではなさそうなので,ルートを右折せず,そのまま雪渓を詰めることにしました。稜線は大ノマ乗越といいます。7:50
◆大ノマ乗越まであと少し。頑張れcotton!!8:22
◆登ってきた斜面。斜度は良く分かりませんが,白馬の大雪渓よりはあります。飯豊の石転沢程度かな。8:22
◆やっとのことで大ノマ乗越の稜線に到着。ホットした瞬間。8:40
◆大ノマ乗越から見た大ノマ岳。8:53
◆大ノマ乗越から双六小屋へ向かう途中の西方面の山。8:59
◆槍付近は雲が流れています。9:10
◆槍から続く西鎌尾根。9:22
◆双六小屋へ向かう途中の西方面の山。9:22
◆鷲羽岳が見えてきました。鷲羽岳は百名山ですが,私はまだ未踏です。雲の平に行くことがあれば,まとめて鷲羽岳,水晶岳,黒部五郎岳,薬師岳をやっつけたいと考えています。9:22
◆槍から穂高への稜線。稜線の手前には,H23年12月にNobさんと登った中崎尾根が見えます。9:58
◆槍のズーム。千丈沢乗越に続く中崎尾根の稜線もはっきり見えます。Nobさん覚えてますか,3日目のテント幕営地点が見えますよ。あの時はテントのポールを1本流してしまって大変だったなぁ。アタック日に天気良ければ,ほんともう少しでしたね。9:58
◆穂高ズーム。9:58
◆双六小屋が見えてきました。バックは鷲羽岳。10:12
◆双六岳。10:40
◆鷲羽岳ズーム。ちなみに双六小屋に到着したのは10:45。実に9時間55分も登ったわけです。体はボロボロ,ギブアップでした。本当は三俣蓮華まで行き,雲の平を取り囲む山々を見たかったのですが,もう限界でした。10:58
◆鷲羽岳をバックに万歳のcotton!!11:02
◆中崎尾根をバックにハクサンイチゲ? 午後からは天気予報通り雲が多くなりました。12:49
◆下山は夏道ルートを下山することにしました。ところが,腐った雪斜面のトラバースばかりで,相当神経を使いました。勿論12爪アイゼンとピッケル。そしてなんとやってしまったのです。20mの滑落。初めての経験でした。基本通りピッケルで滑落防止を試みるのですが,雪が腐っておりピッケルが効きません。ありゃ~これは止まらないかなと思ったら,ピッケルよりブレーキをかけていたアイゼンの方が効果があり,なんとか止まってくれました。滑落中は意外とパニックにはならず冷静でした。まあ~,腐った雪だから痛くもなく,もっと落ちても危ない場所はなかったので,止まったところから登り返せばいいかなぁ~っていう感じ。腐った雪斜面のトラバースは注意しましょう。写真は見えてきた鏡平山荘。14:53
◆滑落したトラバース斜面。14:53
◆今回の全行程。真ん中の左に行きかけたところが痛恨のルートミス。相当ショックでした。
◆左への登りがミスで登った場所(2100m-1720m=380m)。これもリハビリのひとつです( ̄^ ̄)V
◆左のルートが登りの記録。右が下山ルート。下りも登りに使ったルートを下山すべきでした。
◆双六小屋からの三俣蓮華岳と双六岳。せめて双六岳でも登ろうかとも思ったのですが(小屋からの標高差610m),痛恨のミスで余計なパワーを使ってしまったのが原因で,その気力は残っていませんでした。
◆真ん中の右斜めに直線的になっているところが滑落した記録。滑落20m(>_
【リハ効果】
1 18時間15分行動できたということは,体力が相当元に戻ったと思われました。しかし,以前と比べて登りが遅くなったなぁ~って感じています。これは歳のせいかな。
2 7キロ太った体重が階段トレや2回の山行で5キロ減となりましたが,なんと帰宅してから体重計ったら,目標を上回る8キロ減の64キロとなっていました。これにはビックリ!! やはり長時間の行動が体内脂肪を燃焼させてくれたんでしょう。
【感想】
三俣蓮華まで行きたかったなぁ~。あぁ~悔しい。でも,槍,穂高,鷲羽岳を眺めることができたから,良しとするか。
よかったらポチしてくれると嬉しいな(^_^)v
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当初企画は「新穂高温泉から三俣蓮華の日帰り山行」。休憩抜きの夏コースタイムは16時間45分。
結局,残雪時期であることと,途中でルートミスを犯し1時間ちょっとのロスタイムがあったこと,私の体力不足が原因で,双六小屋まででギブアップとなってしまいました。それにしても遠かったです。あまりやる人はいないでしょうネ。
行動時間の過去最高はH24年6月に登った「扇沢から鹿島槍ヶ岳の日帰り13時間45分」でしたが,今回その記録を更新しました。なんと18時間15分!!←おいおい,58歳のおじさんがそんなチャレンジして大丈夫なの?
◆5/31(日)
11:30水戸スタート
16:30新穂高温泉登山者用無料駐車場着
距離:398キロ
19:00就寝
24:00起床
◆6/1(月)
0:50スタート
2:20わさび平小屋
痛恨のルートミス(約1時間ちょっと)
8:40秩父沢雪渓を登り稜線到着
9:15弓折岳
10:45双六小屋到着(大休止)
11:30双六小屋発
15:10鏡平山荘
17:55わさび平小屋
19:05到着
19:45新穂高温泉登山者用無料駐車場発
0:15水戸自宅着
◆駐車場付近から見た笠ヶ岳へ続く稜線16:48
◆駐車場には私の車ともう1台のみでガラガラ17:17
◆今晩の夕食メニュー。途中の横川SAで久しぶりに峠の釜飯を買ってみました。17:22
◆峠の釜飯。大変美味しゅうございました(^^)18:19
◆登山届を提出し,いざ出発。0:51
◆ワサビ平の案内標識。1:57
◆笠ヶ岳に登るための笠新道。私はH21年8月に登りました。この笠新道って,なかなか手強いんですよね。2:03
◆突然現れたデブリ。昼間なら適当に進めば続いている道が分かるのですが,ヘッデンだけでは全く進むべき方向が分かりません。GPSだけが頼りです。2:34
◆鏡平経由双六岳の案内標識。2:44
◆日の出を待つ槍ヶ岳。4:22
◆こんな所を登って行きます。全く標識はないので,GPSだけがほんと頼りです。4:31
◆朝日を浴びる槍ヶ岳。5:13
◆痛恨のミスの現場。本当はもっと手前を右折すべきだったんですが,GPSの確認をおろそかにしてしまい,別な沢の雪渓を380m(右折地点の1720m~2100m)登ってしまいました。気がついた時,さてどうするかと考えたのですが,このまま登って稜線に出てしまうのも1方法ですが,上がどういう状況か分からないので,原則通り間違ったら戻るに決定。約1時間ちょっとのロスタイムとなってしまいました。5:13
◆槍~穂高の稜線には雲が掛かっていました。雲がとれればいいなぁ~。5:33
◆ショウジョウバカマ5:50
◆笠ヶ岳へ続く稜線上にある大ノマ岳か?6:34
◆この秩父沢を登って稜線にでます。雪がたっぷりある季節はBCスキーに最高の斜面だと感じました。6:34
◆当初予定では鏡平経由で登ろうと思っていたのですが,下から見る限りでは,上部はそれほど急斜面ではなさそうなので,ルートを右折せず,そのまま雪渓を詰めることにしました。稜線は大ノマ乗越といいます。7:50
◆大ノマ乗越まであと少し。頑張れcotton!!8:22
◆登ってきた斜面。斜度は良く分かりませんが,白馬の大雪渓よりはあります。飯豊の石転沢程度かな。8:22
◆やっとのことで大ノマ乗越の稜線に到着。ホットした瞬間。8:40
◆大ノマ乗越から見た大ノマ岳。8:53
◆大ノマ乗越から双六小屋へ向かう途中の西方面の山。8:59
◆槍付近は雲が流れています。9:10
◆槍から続く西鎌尾根。9:22
◆双六小屋へ向かう途中の西方面の山。9:22
◆鷲羽岳が見えてきました。鷲羽岳は百名山ですが,私はまだ未踏です。雲の平に行くことがあれば,まとめて鷲羽岳,水晶岳,黒部五郎岳,薬師岳をやっつけたいと考えています。9:22
◆槍から穂高への稜線。稜線の手前には,H23年12月にNobさんと登った中崎尾根が見えます。9:58
◆槍のズーム。千丈沢乗越に続く中崎尾根の稜線もはっきり見えます。Nobさん覚えてますか,3日目のテント幕営地点が見えますよ。あの時はテントのポールを1本流してしまって大変だったなぁ。アタック日に天気良ければ,ほんともう少しでしたね。9:58
◆穂高ズーム。9:58
◆双六小屋が見えてきました。バックは鷲羽岳。10:12
◆双六岳。10:40
◆鷲羽岳ズーム。ちなみに双六小屋に到着したのは10:45。実に9時間55分も登ったわけです。体はボロボロ,ギブアップでした。本当は三俣蓮華まで行き,雲の平を取り囲む山々を見たかったのですが,もう限界でした。10:58
◆鷲羽岳をバックに万歳のcotton!!11:02
◆中崎尾根をバックにハクサンイチゲ? 午後からは天気予報通り雲が多くなりました。12:49
◆下山は夏道ルートを下山することにしました。ところが,腐った雪斜面のトラバースばかりで,相当神経を使いました。勿論12爪アイゼンとピッケル。そしてなんとやってしまったのです。20mの滑落。初めての経験でした。基本通りピッケルで滑落防止を試みるのですが,雪が腐っておりピッケルが効きません。ありゃ~これは止まらないかなと思ったら,ピッケルよりブレーキをかけていたアイゼンの方が効果があり,なんとか止まってくれました。滑落中は意外とパニックにはならず冷静でした。まあ~,腐った雪だから痛くもなく,もっと落ちても危ない場所はなかったので,止まったところから登り返せばいいかなぁ~っていう感じ。腐った雪斜面のトラバースは注意しましょう。写真は見えてきた鏡平山荘。14:53
◆滑落したトラバース斜面。14:53
◆今回の全行程。真ん中の左に行きかけたところが痛恨のルートミス。相当ショックでした。
◆左への登りがミスで登った場所(2100m-1720m=380m)。これもリハビリのひとつです( ̄^ ̄)V
◆左のルートが登りの記録。右が下山ルート。下りも登りに使ったルートを下山すべきでした。
◆双六小屋からの三俣蓮華岳と双六岳。せめて双六岳でも登ろうかとも思ったのですが(小屋からの標高差610m),痛恨のミスで余計なパワーを使ってしまったのが原因で,その気力は残っていませんでした。
◆真ん中の右斜めに直線的になっているところが滑落した記録。滑落20m(>_
【リハ効果】
1 18時間15分行動できたということは,体力が相当元に戻ったと思われました。しかし,以前と比べて登りが遅くなったなぁ~って感じています。これは歳のせいかな。
2 7キロ太った体重が階段トレや2回の山行で5キロ減となりましたが,なんと帰宅してから体重計ったら,目標を上回る8キロ減の64キロとなっていました。これにはビックリ!! やはり長時間の行動が体内脂肪を燃焼させてくれたんでしょう。
【感想】
三俣蓮華まで行きたかったなぁ~。あぁ~悔しい。でも,槍,穂高,鷲羽岳を眺めることができたから,良しとするか。
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