藁の盾
5月6日 ワーナーマイカル海老名
原作:木内一裕
脚本:林民夫
監督:三池崇史
出演:大沢たかお、松嶋菜々子、岸谷五朗、伊武雅刀、永山絢斗、余貴美子、藤原竜也、山崎努
いつもながら、原作は読んでません。
孫を殺された財界の大物が、「犯人を殺せば報酬として10億円払う。」と約束した中、犯人:清丸を護送する48時間。
護送される清丸を守るのは、警視庁のSP。
10億円目的に、一般の市民だけでなく警察内部にまで、清丸の命を狙うものが続出。
10億円を前に正義が崩れる中で、何が正義か?と自問自答しながら清丸を守りぬくSPの銘苅と白岩。
職務とは言え、人間のくずのような男を守ることが、真に必要なことなのか?
仲間すら疑いながら、護送を続けるなか、ひとりふたりと仲間の命が奪われていく。
死刑判決の場で、「死刑になるならば、もっと罪を犯しておけばよかった。」と薄笑いを浮かべながら言い放つ清丸。
殉職した刑事たちの魂が浮かばれるのか?本当の正義とは何なのか?と重く沈んだ心を癒したのは、銘苅と白岩の遺児が手をつないで歩く後ろ姿でした。
高速道路や新幹線の護送シーンは、スケールが大きくて見ごたえがありました。
でも、もやもやとした後味の悪さが心に残りました。
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