かがみのかなたはたなかのなかに
2015年7月26日 新国立劇場 小劇場
作・演出:長塚圭史
出演:近藤良平、首藤康之、長塚圭史、松たか子
『未来のおとなと、かつての子どもたちへ』というキャッチコピーがついていて、前方に子どもの席がつくってありました。
音のいない世界でと同じコンセプトとキャスト。
孤独な軍人のタナカと鏡の向こう側のナカタ。
鏡の向こうとこちら側。
同じようで同じでない世界。
動きも反転しているようで、同じであったり…
言葉も逆さ言葉になっていたり、そうでなかったり…
毎日出かけるタナカは、何を待っているのか…
向こう側に現れた美女のケイコを取り合う2人。
ケイコが自分の姿を鏡に映すと、そこに映るのはコイケ。
ケイコの落胆に反して、コイケは、自分の姿に満足気。
でも男たちが求めるのはケイコ。
自分が求められる訳が理解できないケイコ。
深読みするといろいろあるのかもしれないけれど…
素直な気持ちで観てました。
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