土曜の昼は、池袋のあうるすぽっとで「淫乱斉英泉」を観ました。
ちょっと色っぽいタイトルにひかれて観たわけではなく、出演者にひかれました。
浅野和之、山路和弘、田中美里、高橋由美子、木下政治。
浮世絵師英泉(山路和弘)、高野長英(浅野和之)、英泉の義妹お峯(田中美里)、
娼婦から、越後屋(木下政治)のおめかけ→正妻にまでのし上がるお半(高橋由美子)
一幕では純情なお峯が、ニ幕では長英のために娼婦にまで身を落としてしまう。
その変化を表現した田中美里の演技がとてもすばらしかったです。
高橋由美子も娼婦から越後屋のおかみさんまでに至るのまでの表現が見事でした。
英泉とお峯はお互いに惹かれあっているのに、義理とは言え兄弟であることで思いをかなえることができなかったので、その思いを長英に投じたのかな?と感じました。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます