クレシダ
2016年9月4日 シアタートラム
作:ニコラス・ライト
翻訳:芦沢みどり
演出:森新太郎
出演:平幹二朗、浅利陽介、碓井将太、藤木修、橋本淳、花王おさむ、髙橋洋
平幹二朗の最後の舞台になるとは思わずに…
観るか観ないか悩んでいたら、チケット完売。
あきらめていたけど、おけぴのおかげで良席ゲット
女性が舞台にあがることができなかった昔。
女性役は、声変わりをしていない若い少年だった。
女性役ができなくなった少年の行く末は、あまり恵まれたものではなく…
指導者として生き残っているシャンク。
シャンクの指導により、だんだんと才能が開花するスティーヴン。
ハムレットやリチャード三世のセリフも織り込みながら、シャンクは演劇論を語る。
シャンクの姿が、平幹二朗にぴったりと重なる。
平幹二朗が、役をとおして、若い役者に生き様を教えているみたいに見えた。
たどたどしい話し方や、田舎くささとかが、役を得るための芝居だったスティーヴン。
そのしたたかさは、あっぱれでした。
本当にいい作品を観ることができて幸せでした。
再演されるといいな、と思っていたけれど…
残念です。
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