金曜ロードショーでやっていたものを鑑賞。
監督:宮崎駿
脚本:宮崎駿、山崎晴哉
原作:モンキー・パンチ
製作:藤岡豊
出演:山田康雄、小林清志、島本須美、石田太郎
音楽:大野雄二
主題歌:ボビー
製作:東京ムービー新社
配給:東宝
上映時間:100分
金曜ロードショーにてこれでもかというほどに放映されているが、観たのは初めてであった。「ウエストランド井口チャンネル」において、井口さんが金ローを観ながら生配信をするというので、たまたま観ることにした。
ルパン三世のアニメ自体、そもそも観たことがない。
五右衛門という非現実的なキャラクターに度肝を抜かれる。まあ、全員非現実的なキャラだけど。あんな着物した奴が見張りなんかしていたら目立つに決まってる。
悪役のカリオストロ伯爵は、ラピュタのムスカ大佐にそっくりである。こちらの方が先だが。
伯爵は二回り以上は年下であろうクラリスを「私の妻にふさわしい」と顎を持ち上げるシーンがあるが、最大限に気持ち悪いシーンである。
劇中でルパンにロリコンと突っ込まれているが、監督の宮崎駿こそロリコンとして有名である。つまり、自己批判かなにかか。伯爵は、監督の姿を投影しているのか。と思いきや、伯爵の真の目的は財宝であり、クラリスではない。
物語は軽快で作中の活劇は『インディ・ジョーンズ』を彷彿とさせる(何度も言うがこちらの方が先。)。観ていて楽しいから、何度も観る人が多いのだろう。私は、別に心が揺り動かされるような作品ではないので、また観ようとまでは思わない。
以上