はにわ会のメンバーとAmazon Primeにて鑑賞。
監督:五社英雄
脚本:中島貞夫
原作:斉藤真一
出演:名取裕子
音楽:佐藤勝
製作:東映京都
配給:東映
上映時間:133分
製作国:日本
タイトル通り吉原が炎上する話。五社英雄作品は初めて観るなぁ。
実際は、昼間に料理作ってて炎上したそうだが、映画ではランタンにローションこぼして爆発して炎上。
しかし、あそこまで大爆発しないと思うんですけど…
それにあんな外れにある長屋が炎上しただけであそこまで燃え広がるもんなのか。
本作は、鑑賞中はあまり意識していなかったが、4人の花魁のオムニバス形式の構成となっている。
男女のセックスシーンは実はほぼなく、レズビアンシーンが序盤にあることが有名。
やけどを自分にわざわざ負わせるとことか、怖すぎ。
学生の客、遊郭であんな暴れといてもお客様なのか?暴れた後に冷静になって「そこまでするな」となだめるとか、どういう感情の持ち主なんだ。
しかし、常連客がそのまま花魁を嫁にするみたいなことが本当にあったのかねえ。キャバ嬢を嫁にするみたいな話はよく聞くけど。
救世軍の古島、あそこまで一途だったのに無一文となってからはすっかり紫太夫のことを諦めているの、なんだかなぁ。
『タクシードライバー』のトラヴィスとあんま変わらない気もする。
一番迫力があるのは小花の吐血しながら狂乱して「噛んでくれよ」と絶叫するシーンだろう。
ところで、昔の警官には薩摩藩出身者が多かったらしい。
吉原て行ったことないが、本作を観るとますます行きたくならない。
聖地巡礼としては行ってみたい気もするが、冷やかしはいけませんで。