喉飴と鞭による映画・小説・漫画論評~このブログを見る者は地獄を見るだろう~

タイトルの通り、映画、小説、漫画を観終わった後に、感想を書くだけです。コメント頂ければ幸いです。

男はつらいよ 寅次郎紙風船 (1981) ★★★☆☆

2024-10-10 20:36:31 | コメディ

Huluにて鑑賞。

監督・原作:山田洋次

脚本:山田洋次、朝間義隆

製作:島津清、佐生哲推

出演:渥美清、音無美紀子、東八郎、地井武男、小沢昭一、岸本加世子

音楽:山本直純

配給:松竹

上映時間:101分

製作国:日本

 

冒頭の夢、ノーベル医学賞受賞するような人は外科手術とかしなさそうだけど。

寅さん、学生時代は(というか学生時代から)嫌われ者だったんやな。

寅さんだけ大人にならなかったんだな。クリーニング屋演じてるのは東八郎、寅さんが悪酔いしたのもあまりいい思いしなかったのが原因か。

岸本加世子のキャラが凄いな。流石にこんな女いたら苦手や。

光枝はヤクザものと付き合って苦労したから、まあ次はまともな人がいいのかもしれんけど、常三郎との約束守らんのかい!!

以上

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男はつらいよ 浪花の恋の寅次郎 (1981) ★★★★☆

2024-07-31 10:56:41 | コメディ

HULUで視聴。

監督・原作:山田洋次

脚本:山田洋次、朝間義隆

製作:島津清、佐生哲雄

出演:渥美清、松坂慶子、芦屋雁之助、大村崑

音楽:山本直純

配給:松竹

上映時間:104分

製作国:日本

 

本作から、満男役が吉岡秀隆に変更される。

本作では目立った出番はないが。

 

松坂慶子が美人、ストーリーも王道といったところか。

弟は既に死んでいた。ほんと、会えるうちに会っておかないとね。

私の小学校の同級生も、事故で急死してしまった。成人式に行っておけばよかったなと後悔した。

寅さん、旅館で抱いておけば結ばれたんじゃなかろうか。

いやしかし、博の「男は力強く生きなきゃならない」て台詞が、身に染みた。今の俺は、力強くは生きてないな… 前の職場で辛い状況で、耐え忍んで昇格してればそうだったか?今も少しずつステップアップしてる。どんどん積極的にいけば、力強く生きていることになろう。まあ、無理せずに。

そして、一番突き刺さったのは、芦屋雁之助演じるマザコン男の、

「(寅さんに対して)かっこつけてばかりいたらいつまで経ってもおなごはものにできませんで。かっこ悪くても地獄の底まで追いかけてやるくらいの気概がなきゃいけない」

という主旨の台詞。

寅さんみたいにすぐ諦めて振られてばかりいるのか、それともストーカーぎりぎりの境目で追いかけてやるのか… 大事なのはプライドを持たずに「かっこ悪く」あるということなのかも。

以上

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男はつらいよ 寅次郎かもめ歌 (1980) ★★★☆☆

2024-06-30 15:13:18 | コメディ

Huluで鑑賞。26作目。折り返し地点超えた!

監督・原作:山田洋次

脚本:山田洋次、朝間義隆

製作:島津清

出演:渥美清、伊藤蘭、松村達雄、村田雄浩、青坂満

音楽:山本直純

上映時間:100分

製作国:日本

 

本作で長唄を初めてちゃんと聴いたが、これカラオケにも入ってるんですけど歌うのは無理ですね。大会があるのも納得いきます。

長唄の歌手の青坂さんがちゃんと出演されてるんです。

でも、現地の人はいくらか歌えるんだから凄いですよね。

ところで、伊藤蘭は当時25歳。色っぽい…

伊藤蘭演じるすみれに求婚したのを演じたのは、『ミンボーの女』に出演していた村田雄浩じゃないですか!!

幸せになりやがって畜生。寅さんの気持ちが分かるぜ。

 

寅さんの学歴は実は変動制。商業高校中退のはずが本作では中学中退になっている。寅さんが願書出してたの素直に感動したな。元おいちゃん役の松村達雄も出演。俺もこんな国語の教師が良かったな。

 

以上

 

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男はつらいよ 寅次郎春の夢 (1979) ★★★★☆

2024-06-06 01:26:46 | コメディ

Huluで鑑賞。

監督:山田洋次

脚本:山田洋次、朝間義隆、栗山富夫、レナード・シュナイダー

製作:島津清

出演:渥美清、林寛子、ハーブ・エデルマン、香川京子

音楽:山本直純

配給:松竹

上映時間:104分

製作国:日本

 

脚本にレナード・シュナイダーが!英語の台詞は彼が担当したのでしょう。

顔が広い。

 

寅さんが大のアメリカ嫌いであることが判明。

アメリカ人と寅さんが邂逅する話、なのだが、相手も普通のアメリカ人ではない。

寅さんよりヤバい奴。

商売の内容は寅さんと似たようなものなのだが、まるで営業の才能がない。

もっと向いてる仕事があると思うのだが。

 

寅さんと同じく独身。だが母親思い。

しかし、まさか既婚者であるさくらに告白するとは…

 

本作は中学生に日米の文化の差を教えるのにちょうどいい作品ではなかろうか。

説明口調で教えてくれるシーンもあるし、なぜアメリカ人のマイケルがさくらに惚れたかも理解できる。

(日本人は愛情表現が乏しく、夫婦仲がうまくいっていないと勘違いしたため)

 

さくらみたいな誰にでも優しくするタイプは、俺は嫌いだわw

 

以上

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お葬式 (1984) ★★★★☆

2024-04-04 03:49:36 | コメディ

監督・脚本:伊丹十三

製作:岡田裕、玉置泰

製作総指揮:細越省吾

出演:山崎努、宮本信子、菅井きん、大滝秀治

音楽:湯浅譲二

製作会社:ニューセンチュリープロデューサーズ、伊丹プロダクション

配給:ATG

上映時間:124分

製作国:日本

 

はにわ会のメンバーと鑑賞。

不倫している女と青姦するシーンとか、思わず笑ってしまった。

あんな女と不倫するとか。

 

宮本信子がそもそも個性派だったことを知らなかったが、本作ではそれほど目立った存在ではなかったように思える。

山崎努が若干岡村靖幸に(髪型が)似ている。

笠智衆、寅さんに続いてお坊さん役として登場か。

結局、山崎努は挨拶せんのかい!菅井きんの最後の挨拶素晴らしかったなぁ。

僕個人は、こじんまりしたお葬式しか経験がないので、親戚以外も呼ぶとなると面倒ごとが多そうだとは思った。

しかし遺体焼いてるとこ見せてくれるとは…

以上

 

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