喉飴と鞭による映画・小説・漫画論評~このブログを見る者は地獄を見るだろう~

タイトルの通り、映画、小説、漫画を観終わった後に、感想を書くだけです。コメント頂ければ幸いです。

Cloud クラウド (2024) ★★★☆☆

2024-09-30 14:15:04 | スリラー

TOHOシネマズららぽーと船橋にて鑑賞。

監督・脚本:黒沢清

出演:菅田将暉、古川琴音、奥平大兼、荒川良々、窪田正孝

製作会社:製作委員会

配給:日活、東京テアトル

製作国:日本

上映時間:123分

 

ホラーとサスペンスとギャグとガンアクションが織り交ざった作品。

最初はホラー(サスペンス)だが、後半はバディもののガンアクション。

 

黒沢清作品を劇場で観たことがなかったのと、高橋ヨシキが「どこに転がっていくか分からない映画」と絶賛していたので鑑賞した。

まあ、ネット社会の現実に起こり得そうな気もするが、凶悪な奴らが集まりすぎなのと、相方の設定が現実離れしすぎている。

転売屋がそんなに稼げるとは思えないのだが。結構大変なはずだし。

偽物売って恨み買ってるわけだが、だったら転売屋としては信頼落としてもう儲かることはないはずでしょ。

転売屋を悪として描いているけど、こんな恨み買う前に失敗してると思うがなー。というか家宅捜査されるのは時間の問題だったわけで。

恋人も金目当てだったゆえに相方に殺される。確かに主人公が殺されそうなのに女は全然動揺してなくて、「完全に」金目当てであることは分かるが、女なんて所詮は金目当てだろ。最後に泣いてやった菅田将暉は正しい。

 

女さえ失った菅田将暉はどこへいくのやら。恨み買ってる菅田将暉演じる主人公だが、実はすべて飾りで成功してなかったのである。

ガンアクションが長すぎるので、90分くらいに収められたと思う。

以上

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13日の金曜日 完結編 (1984) ★★★☆☆

2024-09-18 16:39:52 | ホラー

TSUTAYAで借りてきて9月13日の金曜日に鑑賞。

もう半年に1度くらいしかTSUTAYAのレンタル利用しなくなってしまったな…

ちなみに本作は様々なサブスクで配信されているため別にわざわざ本当は借りに行く必要もない(借りる方が安くて済む)

監督:ジョセフ・ジトー

脚本:バーニー・コーエン

原案:ブルース・ヒデミ・サコウ

製作:フランク・マンキューソ・ジュニア

製作総指揮:リサ・バーサミアン、ロバート・バーサミアン

出演:コリー・フェルドマン、エリック・アンダーソン、クリスピン・グローヴァーetc

音楽:ハリー・マンフレディーニ

配給:パラマウント=CIC

上映時間:92分

製作国:アメリカ

 

シリーズ4作目。本作からもはやじわじわ殺すというよりいきなり序盤から容赦なく殺す!て感じになっている

ジェイソンもごつすぎるし。病院の安置所から蘇生するって、もはや完全にゾンビ。。

顔が二つに切り裂かれても死なない。少年が機転を利かせてジェイソンを倒したのはみどころ(毎回あれで勝つな…)

本作はお色気シーン満載でヌードシーン多め。

彼女と別れたばかりの堅物のデッドファック君が良かった。

しかしあんな事件が起きたばかりなのになんでわざわざクリスタルレイク行くねん?

以上

 

 

 

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エイリアン:ロムルス(2024) ★★★☆☆

2024-09-10 00:33:26 | SF

TOHOシネマズららぽーと船橋にて字幕版を鑑賞。

監督:フェデ・アルバレス

脚本:フェデ・アルバレス、ロド・サヤゲス

キャラクター創造:ダン・オバノン、ロナルド・シャセット

製作:リドリー・スコット、マイケル・プラス、ウォルター・ヒル

製作総指揮:フェデ・アルバレス、トム・モランetc

出演:ケイリー・スピーニー、イザベラ・メルセードetc

音楽:ベンジャミン・ウォルフィッシュ

製作会社:20世紀スタジオ、スコット・フリー・プロダクション、ブランディワイン・プロダクションズ

配給:ウォルト・ディズニー・ジャパン

上映時間:119分

製作国:アメリカ

 

20世紀フォックスの音楽が途中で止まるという不吉な演出から始まる。

製作会社のブランディワインプロダクションズは、エイリアン製作以外は何やってる会社なんだ?

エイリアンシリーズ未見だったので素直に楽しめた。

エイリアン、予想以上に怖すぎ。能力的にはゾンビに近い。

寄生、感染する恐怖といった感じ。

ゾンビホラーものと変わらない。

 

最後の胎児と合体した姿は、進撃の巨人を彷彿とさせた。

しかしいくらなんでも進化早すぎでは。

赤ん坊すら殺さなきゃならないという後味の悪い展開。

 

エイリアンも怖いけどそれ以上にブラック企業が怖い。

黒人とアジア人が出演してるポリコレを批判する声も見受けられたが、

むしろSFものならそれが自然に感じる。

 

エイリアン自身は確かに殺そうとしているのではなく寄生して共生しようとしてるだけだが、要は殺してる。

まあ、エイリアン=寄生虫なんですわ。

以上

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