喉飴と鞭による映画・小説・漫画論評~このブログを見る者は地獄を見るだろう~

タイトルの通り、映画、小説、漫画を観終わった後に、感想を書くだけです。コメント頂ければ幸いです。

ナイト・オブ・ザ・リビングデッド(1968) ★★★☆☆

2022-06-22 22:24:34 | ホラー

シネマート新宿にて鑑賞。

シネマート新宿は初来訪。EXアニメシアターが同じビルに入っている。

本邦初公開、BLACKHOLEでの課題作品となったため足を運んだ。

 

劇場は、音楽ライブの音響設備を整えて、独自の迫力を出している。

広めだが、空調があまり効いてないため蒸し暑くて。

 

店頭では映画にあやかって「人体パーツクッキー」などが売られていた。

誰が買うんや。

 

監督・原案:ジョージ・A・ロメロ

脚本:ジョン・A・ルッソ

製作:カール・ハードマン、ラッセル・ストライナー

出演:デュアン・ジョーンズ、ジュディス・オーディア

配給:ウォルター・リード・オーガニゼーション

上映時間:96分

 

白黒だから、人肉を食うシーンもそこまでグロテスクさは感じなかった。

本作はもはやホラー映画ではお決まりの展開をすべて詰め込んでいる。

 

・冒頭でゾンビから逃げる際、バーバラが転ぶ。

・ベンとハリーの意見が対立する。

 

まさか妻の前でハリーを撃ってしまうとは思わなかったけど。

結局、地下室にいて助かってんじゃねー--か!!

つーか、死人出したら生き返ってゾンビになるって、ラジオ放送聴いてなかったんか?

 

最後は衝撃的なラストだが、冷静に考えたら見分けつかないしな。

 

放射能でゾンビ誕生設定は、トンデモ設定に思えるけど当時は冷戦の真っ最中だった。

 

ジョージ・ルーカスがリマスターに協力しているそうだが、ロメロと親交あったのかな?

 

以上

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

A KITE(1998) / KITE LIBERATOR (2008)

2022-06-21 01:07:41 | 邦画

元家千佳 さんに紹介されて鑑賞。

 

どちらもOVAである。

 

ハードボイルドアニメというジャンルであろう。

監督:梅津泰臣

音楽:アン・フー/石川智久

制作:アームス

 

アダルトアニメだが、アダルトシーンはおまけみたいなもの。

女性を性欲の捌け口としてしか見れない男て設定の敵キャラだが、女性を性欲の捌け口とだけ見ることって果たして可能なのだろうか。

女生徒が殺し屋稼業をやっているという、角川映画を彷彿とさせる設定。

アクションまでもがアニメ的であり得ないほど派手だが、観ていて楽しい。

双子の片方は何で依頼したんだ?

ラストは観客の想像に委ねている。

 

続編はヒットしてから制作しているので毛色が異なる。

進撃の巨人を彷彿とさせる(こちらが先だが)展開。

あんな質量無視した突然変異起こるわけねーだろ。

科学者、故意ではないのに射殺されてしまうとは…

 

一作目と違って何が描きたかったのか分からん

殺人組織が、本当に全国的に組織として成り立っていることが描かれると同時に、そこには踏み込まずにホラー要素を同時並行で入れていく。

前作ではヒロインがボスを殺すまでの心情の変化が描かれていたと思うが、

続編だと陳腐なもの急に描き始めたなーという感想しか。

あと梅津さんはフジテレビに恨みがあったんか?破壊してるけど。

コメント (1)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

理由なき反抗 (1955) ★★★★☆

2022-06-05 08:40:58 | 青春

TOHOシネマズ錦糸町にて鑑賞。

監督:ニコラス・レイ

脚本:スチュワート・スターン、アーヴィング・シュルマン

製作:デヴィッド・ワイスバート

出演:ジェームズ・ディーン、ナタリー・ウッド、サル・ミネオ

音楽:レナード・ローゼンマン

配給:ワーナー・ブラザーズ

上映時間:111分

 

インテリ左翼であるニコラス・レイ監督作。

ジェームズ・ディーン演じるジムは、引っ越してきたはぐれもの。

同じくはぐれもののサル・ミネオ演じるプレイトウがジムにつきまとい、味方する。

不良グループに目を付けられるジム。

 

プレイトウ嫌いだわー(笑)

こういう、転校生とかにいの一番に近寄ってくる奴は胡散臭いからなー。

だが、ジムは優しいので、拒否することなく接する。

 

ジムは別に気性が荒くて問題行動を起こしているわけではなく、巻き込まれているだけ。牛の鳴き声出すところとか、最高。爆笑問題の太田がジェームズ・ディーンに憧れているが、このへんちょっと太田っぽい。

 

チキンレースを引き受けてしまったゆえにまた立場が危うくなるジム。

だが、これ学生あるあるなのだ。

逃げようとせず、落とし前をつけようとするジムは偉い。

ていうか崖から落ちたバズを誰も助けようとしないのひどすぎやろw

 

プレイトウが最終的に狂って大事を起こし、ジムの顛末は語られない。

家族に変化が起き、もう引っ越さずに罪を背負って生きることになるのだろう。

ナタリー・ウッド演じるジュディの「いざという時に逃げない男の人が好き」という台詞。

わたくし、いざという時に逃げましたね~~

もちろん逃げなかったこともある。

が、たまには逃げたっていいじゃん♪

いざという時、毎回立ち向かうのもしんどいんじゃあ。

けどやはりいざという時耐えないと女からもてませんね。

 

以上でした。

コメント (1)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

トップガン マーヴェリック (2022) ★★★★★

2022-06-04 00:22:27 | アクション

TOHOシネマズ日本橋にて鑑賞。

日本橋来るの、実に2年半ぶりであった。

日比谷できてから本当に来なくなってたんだなぁ。

 

監督:ジョセフ・コシンスキー

脚本:アーレン・クルーガー、エリック・ウォーレン・シンガー、クリストファー・マッカリー

製作:ジェリー・ブラッカイマー、トム・クルーズetc

出演:トム・クルーズ、マイルズ・テラー、ジェニファー・コネリー、グレン・パウエル、エド・ハリス、ヴァル・キルマー、モニカ・バルバロ

音楽:ハロルド・フォルターメイヤー、レディー・ガガ、ハンス・ジマー

主題歌:レディー・ガガ

製作:スカイダンス・メディア、ドン・シンプソン/ジェリー・ブラッカイマー・フィルムズ

配給:東和ピクチャーズ

上映時間:131分

 

前作は4年前に午前10時の映画祭にて鑑賞した。 同じ日本橋で鑑賞したんだな。しかし、何の感想も書いてなくてひどい。グースが誰だったかも全く覚えていないし、これは近いうちに見返す必要があるかも。

本作は大画面で観るのにうってつけの作品であった。

錦糸町じゃなくて日本橋TCX観てよかっぱ。

 

私は本作に初めは興味がなかったが、急遽BLACKHOLEでの配信が予定されたため、せっかく前作を観ているのだから観に行くことにした。

 

日本橋、上映前に喧嘩しているケンカップルがいて笑った。映画観る前から喧嘩するとは…上映後、仲直りできたかな。

(もしかしたらカップルではないかもしれん、外出が不自由な人の引率て印象も受けた。)

本作、HANABI以来の★5です。

爽快感満載の馬鹿映画といったところか。

007が最近重苦しいのに対して、本作は海軍入隊促進効果の意味を大分持つ明るい作品に仕上がっているから、観ていて心が軽くなる。

トム・クルーズが還暦近いのに現役という設定が無理ありすぎるが。

教官になって部下育てる話かと思ったら結局現役貫いてて笑った。

 

ジェニファー・コネリー、すっかりセクシーマダムになって。

あんなロリだったのにねえ。

 

トムの笑顔が、他人だったらむかつくのに、トムだと許せるのはなぜか。

それは大スターゆえにほかならないのだ。

 

ヴァル・キルマーが病気で声を出せないゆえに、役柄も同様の設定にしていることには感動した。

 

マーヴェリック、ルースターの請願書を破棄した過去があるらしいが、一人の権限でそんなことできるんか?

モニカ・バルバロ、美女すぎる。好きになってインスタフォローしてもうたw

アメリカが昔は世界の警察として平然とならず者国家といえど、敵基地に攻撃していたと思うと(そして、今でも本作作られるようにそれが願望である)、改めて日本人とは精神が違いすぎると感じさせられる。

いや、今でもそうなのか。

ドローンとの確執について、描いてほしかった。

というか人間が出陣した必然性はあったか?

以上

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする