喉飴と鞭による映画・小説・漫画論評~このブログを見る者は地獄を見るだろう~

タイトルの通り、映画、小説、漫画を観終わった後に、感想を書くだけです。コメント頂ければ幸いです。

カリートの道(1993) ★★★★★

2018-10-30 21:58:42 | ギャング

 

カリートの道 [DVD]
クリエーター情報なし
ソニー・ピクチャーズエンタテインメント

BSプレミアムで録画したものを鑑賞。

監督:ブライアン・デ・パルマ

脚本:デヴィット・コープ

出演:アル・パチーノ、ショーン・ペン

音楽:パトリック・ドイル

配給:ユニバーサル

上映時間:144分

 

アル・パチーノが初老のギャングを演じる。

1990年代ということもありパチーノも髭を蓄え落ち着いた趣だ。

パチーノは荒廃した街と業界に嫌気がさし、裏社会からの引退を決意しようとするが、なかなか足を洗うことができず…

ショーン・ペン演じるクラインフェルド弁護士がアクの強いキャラ。

冒頭では頭が回る、カリートの心強い参謀役として登場するが、次第にただのアブナイ奴へと変貌していくのが観ていて楽しい。「お前が女だったら嫁にする」とかBL展開していたくせに。

終盤のエスカレーター上での銃撃シーンはデ・パルマが得意とするカメラワークだそう。元々はヒッチコックからの引用。

10秒くらいで降りれるエスカレーターのはずが、30秒くらい銃撃シーンが続く。

こういう発想がないと迫力ある演出はできないてことね。

 

ラストはどんでん返しのオチ。喧嘩売ってくる奴は殺さないとだめ、絶対。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする