TOHOシネマズ錦糸町オリナスにて鑑賞。
監督:アダム・マッケイ
脚本:アダム・マッケイ
ナレーター:ジェシー・プレモンス
出演:クリスチャン・ベール、エイミー・アダムス、スティーヴ・カレル、サム・ロックウェル
音楽:ニコラス・ブリテル
製作:プランB
配給:ロングライド
上映時間:132分
ブッシュ政権下で8年間副大統領を務めたディック・チェイニーの半生を描いた作品。
史上最強かつ最凶の副大統領と呼ばれた彼を批判的に描いている。
「VICE」は副だけでなく、悪徳という意味も有り。
クリスチャン・ベールが役作りのために体重を大幅に増やして臨んだ。
だがクリスチャン・ベール出演作品を全く鑑賞してこなかった自分にとってなんの驚きもないのであった・・・
しかし登場人物はどれも本人そっくりであり、ボヘミアン・ラプソディー然りメイクの技術の進歩を感じますな。
ディック・チェイニーを狡猾な人物に育て上げたのがスティーヴ・カレル演じるドナルド・ラムズフェルド議員である。
イラク戦争を積極的に進言した人物でもあり、右派として悪名高い人物らしい。
理念なしに自分の利益優先で動く人物として描かれているが、実際のところは果たして?
ディックがダメな人生から徐々にのし上がっていくという点には感情移入できる点がある。しかしなぜあんなにできる奥さんと付き合うことができたのだろうか…