ポレポレ東中野にて鑑賞。
監督・撮影・編集・製作:村上浩康
出演:小西修、小西美智子
整音:河村大
タイトル:岩淵俊彦
宣伝美術:鯰江光二
宣伝協力:きろくびと
上映時間:91分
やっと、シアターエイド・チケットを使うことができました!
もうポレポレ東中野には当分来ないと思います。
本作は多摩川に捨てられた猫たちに、写真家の小西修を通して密着するドキュメンタリーである。
保護して室内で飼えばいいじゃないかと思うが、実は小西修氏の妻・美智子氏曰く、元々室内で飼われていて虐待されていた猫をまた室内で飼うのは適切ではない場合もあるという。
多くのたまねこたちは、ホームレスにより育てられている。文だけ読むと滑稽な話のように思えるが、監督曰くホームレスも、自分が世話しないと絶たれてしまう命があることで、生きる気持ちを奮い立たせられるのではないかと。
後半は一部寝てしまいました。ショッキングな映像も多かったです。
舞台挨拶では監督自身が登壇。監督には猫を育てた経験すらないが、監督が取材を通して感じたこと・考えたことを語ってくれた。
私自身も、妹が保護猫を連れてきて、家で飼っているが、虐待されていた経験があるゆえに、人には懐かない。それでも愛情を注ぎまくるとたまに心を許してくれることもあるのだが。
村上監督の他の作品にも興味が湧いた。多摩川縛りでいくつもテーマが転がっているのだ。
以上