おはようございます。株式会社わざケア代表取締役 訪問看護ステーションわざケア作業療法士の渡部達也です。
今日は大分前に書いたチームビルドの続きということで書いていきたいと思います。
会社側の法令順守が大切と書きました。
次に会社・事業所の今あるルールや業務の枠組みをしっかり作りましょう。
これは業務、これは業務ではない。と細かい作業ですが明確にしていくと良いと思います。
上司としては伸び伸び仕事してもらいたい気持ちがあるかもしれませんが、まずは枠組みづくりです。
業務の仕分けで同じ部門の職員であれば同じ仕事を与えます。
「いいよ自由にやって」は上司の職務怠慢でしかありません!
繰り返しですが、業務を明確にしましょう。
そうすると同じ仕事をしてもらうと差が出てくるはずです。
また、その枠組みから飛び出して、もっとしたい!という職員も出てくるはずです。
そういった伸びる職員にプラス評価をしていく仕組みをつくっていきましょう。
職員間部門間で不公平感が出ないように枠組みをつくる。そして評価体制を整えていくことが重要だからです。
訪問看護で枠組みを作る大きなメリットがあります。
時々事務所の枠組み・ルールを飛び越えて、自分が持つ価値観で行動しはじめる人が出てきます。看護・リハでは結構いると思います。
枠組みが無いと、職員が職業倫理を持ち出して「看護では~」「リハでは~」といって自分勝手に行動し始めてしまうと収拾がつかなくなりますので、
その価値観・職業倫理感がいくら正しくても、組織人として組織のルールから逸脱して勝手に行動してはダメだということを伝えるためにも、枠組み作りは重要なんですね。
また枠組みもムリムラムダがないか、業務がよりスリム化できるのではないか、そんな取り組みをしてくれる職員にもしっかりプラス評価し、事務所の業務改善を同時進行で進めていきましょう。
チームビルドまでなかなか到達しませんね・・・
法令を遵守すること。業務の枠組みをしっかり作ること。をしていきましょう。
次は業務負担の軽減について書いていきます。
ありがとうございました。