おはようございます。株式会社わざケア代表取締役 訪問看護ステーションわざケア作業療法士の渡部達也です。
先週金曜日に左肩を負傷し、月曜の夜、肩の激痛でなかなか眠ることができませんでした。昨日の夜は眠れましたが、痛みって本当に辛いですよね。
ぼーっとしていたからか、昨日のブログを完全に失念していました・・・・。
続けないと意味がないのに・・・反省です。
さて、今日はせっかくなので、肩の痛みのことを書いてみたいと思います。
病院に勤めていると肩のリハビリの指示を受けることがあります。
当然ですが先生の指示、肩の評価、教科書、経験などをもとにリハビリを進めていくことになります。
私の経験・印象だと回旋筋腱板損傷は難しかったです。
リハビリで良くなっているのか時間経過で良くなっているのか良くなってもいないのか・・・よくわからなかったです。
二次的に起こる肩周囲の筋緊張をとってあげるだけでも少し動きやすくなりますので、んーって思っていたときは筋をほぐして姿勢・動作指導をしていた覚えがあります。
あと、脳卒中後の肩の痛み。拘縮できないようにとバンザイしていくのですが、痛くないようにと丁寧に優しくしていても、時には痛いとの訴え・・・。
肩を痛めて実感しましたが、ほんの1ミリ程度の位置の違い。それも一方向だけなく3次元的。表現は難しいですが、ほんのちょっとの位置でまったく痛まないときとすごく痛いときがあるんです。
患者さんの手を優しく動かしていたつもりでしたが、患者さんの肩関節の位置調整は感覚的には3ミリ程度~動かしておこなっていたような気がしますので、もっと繊細にすべきだったのかもしれません。
それでは作業療法士が自分の肩を痛めるとどうなるか・・・
答え いじりすぎて、動かしすぎて、押しすぎて余計痛くなる
安静にしておけばいいものを、治せるんじゃないかと思って動かすんですよね。
職業柄なのか痛みの部位を特定したくなるんですよ。
ここ圧痛ありとか、この動きの時ここ痛いとか、ここ引っ張ると痛み軽減される!とかそんなことしているうちに余計痛くなるんです。
ですので、昨日はほぼ安静に力仕事を行わなかったら今日はそこまでの痛みはないんです。
動かしすぎると痛くなるなんてわかっちゃいるんですが、自分の身体だと動かしちゃうんですよね。
皆さんも肩を痛めたときは安静が一番。痛みが引いてきたら痛まない範囲で運動していきましょうね。
ありがとうございました。
寝つきが悪く眠い中で、昨日わざケアの全体会