おはようございます。株式会社わざケア代表取締役 訪問看護ステーションわざケア作業療法士の渡部達也です。
「働きアリの法則」という言葉をご存知でしょうか?
アリさんの集団では「2割はよく働き、6割は普通に働き、2割は働かない」現象が起こるそうです。
働かないアリさん2割を除いても、残ったアリさん集団の中の2割がやはり働かなくなるというものです。
このアリさんの法則が人間世界のビジネス、組織作りにどの程度当てはまるのか分かりませんが、当てはまると仮定してリーダーシップ論を展開していく方もいるようです。
(似たような法則で「80:20の法則」パレートの法則といわれるものがあります。結構面白いですので興味のあるかたは是非ご一読を。)
このアリさんの法則は組織論としてわたしはちょっと違うかなと感じていますが、1人1人の1日の働き方に当てはまめることができるのではないかと思っています。
8時間勤務の中で、1.6時間は一生懸命働いている時間、4.8時間は普通に働いている時間、1.6時間はあまり働いていない時間に分けられるのではないかと。
先日、働き方改革で1人1人の生産性を可能な限り上げてしまうと、急な休みや退職に対応できなくなるリスクが出てくると書きましたが、その解決策がここにあると考えています。
あまり働いていない1.6時間。この時間を使って急な休みや退職に備えることができるのではないかと。
5人いれば、1.6時間×5人=8時間となりますので1人分の勤務時間になります。
生産性が高い職場では、あまり働いていない時間が1.6時間ということはないでしょうからもっと人数が多く必要になるのかもしれませんが、急な休みや退職に備えるためには、やはりある程度の人数規模が必要になってくるのだと思います。
でも、じゃあ人員を増やそう!となるとまた採用の問題が出てくるんですよね。
経営って難しいですね・・・。
ありがとうございました