アキシル 運営ブログ

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市場占有率のお話

2020-06-24 13:25:02 | 日記
株式会社わざケア代表取締役 訪問看護ステーションわざケア作業療法士の渡部達也です。

市場占有率、自社のシェアがどのくらいあるかは気になるところですよね。
クープマンの目標値っていうものがあって
73.9%:独占的地位
41.7%:相対的安定
26.1%:強者の最低条件
19.3%:拮抗する競争状態
10.9%:市場認知
6.8%:存在を許される下限
2.8%:拠点目標値
と言われていまして、まずは10.9%の市場認知を目指せと。

訪問看護のシェアってどうやって計算するの?というと実は簡単で、厚労省が行っている「介護サービス施設・事業所調査」というデータから概算できます。
最新版は平成29年ですのでちょっと古いですが・・・。

そのデータを見ると宮城県のH29.9の訪問看護の介護保険の利用者が5827人、
訪問看護の医療保険の利用者が3235人。
宮城県の人口230.6万人ですので、
訪問看護の介護保険利用者の発生率は0.0025
訪問看護の医療保険利用者の発生率は0.0014
となります。

わざケアの訪問エリアの人口は約30万ですので、それぞれ発生率をかけて
エリア内の介護保険利用者は750人
エリア内の医療保険利用者は421人
となります。

そこで、自社のシェアを計算すると
介護保険では9%強
医療保険では17%弱
となります。

介護と医療の発生率が違うので、計算式が合っているか自信がありませんが、全体としてのシェアは14%の計算になります。
別な方法でシェアを計算してみたところ13%でしたので、ある程度は性格なんだと思います。

お付き合いのあるケアマネ事務所を見るとエリアの半数くらいになりますので、ようやく市場に認知されてきたなって思います。

自分の立ち位置も知る上でも今後の目標を立てる上でも自分の事業所のシェアを計算してみるのも面白いかもしれませんね。


コメント
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