おはようございます。株式会社わざケア代表取締役 訪問看護ステーションわざケア作業療法士の渡部達也です。
先日次の診療報酬のニュースがでまして全体としてマイナスだが、本体部分が0.55%アップとの報道がありました。
まだ訪問看護部分はわかりませんが、これ以上次世代に負担を増やさないためにも正直本体プラス改定の意味が分かりません。
さて、平均寿命が延びたとのいうのは誰でも知ることですが、いつからなぜ伸びてきたのでしょうか?
伸びた時期はもちろん戦後ですね。
理由は色々あるのでしょうが、主なものとして6つあります。
1)医学の発展と医療技術の進歩
2)医療サービス提供の向上(病院や診療所などの医療施設の増加、医師その他医療サービス従事者の増加、医療保険制度の普及と拡大、等を含む)
3)食事と栄養の改善
4)生活水準の向上や労働条件の改善などによる、身体衰弱の緩慢化
5)感染症罹患率の低下
6)教育水準の向上
上記の進展のために利用できる人的・物的・技術的な資源を増大させることができ、戦後の日本の経済が成長出来たといわれています。
参考までにですが、
20世紀前半は
感染症・寄生虫・栄養不足・妊娠や出産の合併症などに起因する死亡率が、特に乳幼児や若い成人層で大きく低下した。
20世紀後半は
心臓病・脳血管疾患・癌・肝臓・腎臓・呼吸器の慢性疾患などによる死亡率の、特に中高年における顕著な減少が始まり今も進行中
だそうです。
時代は大きく変わっています。
次世代に負担をこれ以上残さないためにも介護・医療サービスが必要な方に必要な分だけ給付でする。といった基本を徹底的に守らないといけないと思っています。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます