ヤナギタデの葉は辛く刺身のつまになる。その辛い葉は虫も食わぬだろうということで、「蓼食う虫も好き好き」ということわざができました。
秋河原で群生している様子が見られます。
ヤナギタデ(マタデ)
河原など湿った場所に見られます。葉が柳に似ていることからヤナギタデといいます。
葉や茎は噛むととても辛く、葉を二杯酢ですり潰した「たで酢」は、鮎の塩焼きなど日本料理にはつきもので、鮎の香りをより引き立てる調味料になります。猪名川の河川敷には、秋になると、ヤナギタデやボントクタデ、イヌタデなどタデ科の植物の花が咲きます。
イヌタデ
タデの仲間なのに辛くないので、役立たずの意味でこの名がつけられました。
昔、女の子のおままごとでは赤飯の変わりに使われました。
オオイヌタデ
イヌタデより大きな淡紅色の花を咲かせます。節が膨らむのが特徴です。
ミゾソバ
河原など湿った場所に見られます。秋、桃色の可愛い花を咲かせます。
ママコノシリヌグイ
河原など湿った場所に見られます。棘のある茎で継子のしりを拭くなどと、あまり好ましくない命名です。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます