浸水林
浸水林という言葉は日本ではあまり聞かない言葉だ。英語ではFlooded Forest というが、英語で聞いた方がイメージ的によく理解できる。アマゾン川では2月頃から雨季になるために川の水位が上がり始め、6月頃が最も水位が高くなり、森が水に浸かってしまう。一年のほぼ半分は水没していることになる。マナウスから西にあるマミラウアという保護区では水位が40フィート上がるそうである。40フィートといえば大体12mである。(1フィートで約30cm)
完全に水没する樹木は葉を落として冬眠状態に入るそうだ。
8月中旬の写真である。
川べりにある水上ハウスである。アマゾン川では水上ハウスが多く、川の水位を気にする心配がない。またボートで引っ張って簡単に移動することもできるそうである。
アマゾン川では水位が一番下がるのが11月末頃、逆に一番水位が高いのが5月~6月頃だそうである。私が滞在した8月中旬は水位が高いのかどうか、よくわからないが、毎日2cm、水位が下がっていると現地の人は言っていた。
木々の下部の黒っぽい部分は水位が高い時に水没する部分である。
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