ハンミョウ
大阪府池田市にある五月山
中腹の登山道にハンミョウの幼虫がよく見られる場所があります。
地面に小さな丸い穴がいくつも開いています。
幼虫のいる穴です。
ハンミョウ釣りで幼虫を観察することに。
「ハンミョウ釣り」とは、巣穴に小枝や草を挿しこむと、中にいる幼虫がそれがえさでないので外に押し出そうと差し込まれたものをくわえたところを勢いよく引っぱって幼虫をつる、子どものころにやった遊びです。
今回は、輪ゴムでハンミョウの幼虫をつり出すことできるということでやってみました。
なんと本当に釣れました!!穴に輪ゴムを差し込み、幼虫が引く動くを見せるとさっと吊り上げると・・・出てきました。
でも結構タイミングが難しくつれたのはこの一匹だけ、後で穴に返してやりました。
釣れたのはナミハンミョウの幼虫
幼虫は1年から2年、長いときは4年もの期間を土中で過ごします。
肉食で、巣穴の入口で獲物を待っています。
幼虫の腹部の背中側には前方を向いたトゲがあります。
穴の中でしっかり餌をとらえるためについています。
成虫は夏をさかりに、河原や山道で、足もとを飛び立っている様子に出会えます。
数メートル先に降り立ち、近づくとまたこれを繰り返すので「ミチオシエ(道教え)」と呼ばれます。
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