都会でも田舎でもタヌキと間違えられているのがアライグマ
外来種ということでこの1冊を紹介する。
日本にすみつくアライグマ(三浦慎悟監修 金の星社 2012年)
野生生物被害から考える環境破壊今動物たちに何が起きているのか 全5巻のうちの1冊。
かわいいアライグマとして、1977年にペットして日本にやってきて、1980年には、すでに野生化がはじまったとか。
都市部では、タヌキがいると通報があると、たいていはタヌキではなくアライグマ。農村部での被害は、イノシシ、鹿についで多いのがアライグマ。イノシシやシカにくらべると体が小さいので被害が小さそうだが、スイカの食べごろには人間より先に食べてしまう困りもの。しかも人間に見えるのと反対側をうまくかなだけ食べるので、取りに行くと中が空っぽなんて話もよく聞きます。家の中で巣をつくり、屋根裏がうんちだらけなんてのもニュースになります。
データとして、全長60~100cm 体重4~10kg、前足が起用なので指先でつまんで食べることができる。北アメリカ原産、今ではヨーロッパなどでも定着している。
環境破壊の動物として、この本のシリーズで、クマ、シカ、イノシシやサル、カラスそしてこのアライグマが挙げられている。
外来生物の動物としてこの本がまとめており、それ以外にカミツキガメ、ミシシp-ピアカミミガメ、ウシガエル、アメリカザリガニ、オオクチバス、ブルーギル、ガピチョウ(生きている鶴見川をつくったときは、東京神奈川の公園ではふうつにみられる鳥だと聞いておどろいた。まだ関西ではふつうじゃない)
日本の環境を守る環境の本として外来の生き物を簡単でわかりやすいく説明しているおすすめ本である。
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