タケノコ
3月から5月にかけて旬の「たけのこ」はモウソウチクのたけのこです。
タケノコは竹の地下茎から出る若芽の部分をいいます。
タケのなかま
タケには節があります。枝の出ていない節の部分をよく見ると、タケによって違いがあることに気づきます。節をもとに竹の見分け方を紹介します。
ハチクやマダケでは節が2本の環で出来ています。ハチクでは枝の第一節目をきると、つまっています。マダケでは空洞があります。ハチクは誤って「破竹」と書かれることがありますが、本当は表面が少し白い粉をつけたように白いことから「淡竹」と書くのが正しい名です。
茶道で使う茶筅(ちゃせん)はこのハチクで作ります。また、ハチクのタケノコは苦味が無く食べやすく市場などにも出回ります。また、マダケは曲がりにくいので旗ざおなどに用いらてきました。
タケの多くは中国から日本に持って来られたと考えられていますが、モウソウチクはタケノコを採るために中国からもたらされたタケです。
タケはそのほとんどが、同じ地下茎から出ているので、いわば竹林全体が一つの植物ということができます
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