ヤブカンゾウとノカンゾウ
日本に農耕の伝播にともなって一緒に移動した植物があります。近代に日本に入ってきた帰化植物とは区別して史前帰化植物といいます。
3つのグループに分類している。
1つは稲作に伴って伝播してきた植物群、2つ目はムギ類の栽培伝来とともにやってきた植物、3つめのグループはの中国から有用植物として持ち込まれたもの
ヤブカンゾウはそれ以外の帰化植物として分類している。(前川文男 1978)
ヒガンバナ、ツルボ、コモチマンネングサ、シャガ、ミツマタ、カジノキ、フジバカマなどをあげている。
一重の花を持つノカンゾウと八重の花を持つヤブカンゾウ
ヤブカンゾウもノカンゾウも春の新芽と初夏の蕾や花を山菜、薬草として利用します。
しかし、ヤブカンゾウは3倍体のため種ができず、根で増えます。
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