ほんわか亭日記

ダンスとエッセイが好きな主婦のおしゃべり横町です♪

文と温

2024-08-03 | 日記
2024年8月3日(土)

今日は、ラウンドダンスサークルのS子さんの告別式だった。
ウィステは、隣町から来るAさんを駅まで迎えに行って、一緒に。
葬儀場の駐車場で、先生たちと待ち合わせして、みんなで、
ホールへ。

我々ラウンドダンス組十数人と、S子さんの息子家族、娘家族、
お孫さんに曾孫さんだった。
ご遺体に手を合わせたんだけれど、綺麗にお化粧してもらって、
若々しく、でも、遺影は、いつもの彼女のまま微笑んでいた。

坊さんがお経をあげてくださって、最後のお話の時に、
「倶会一処(くえいっしょ)」とおっしゃった。
「倶(ともに) 一つの処(浄土)で、また共に会いましょう」
という意味だそうで、S子さん、あっという間に先に行ってしまった
けれど、また、会いましょうね・・。
S子さんの戒名も書いてあったのだけれど、そこに、
「文」という字があったのは、小説や短歌が好きだったからね。
「温」という字も入っていて、彼女の性格そのままでした。

最後にお棺にみんなでお花を入れてお別れをしたんだけれど、
その中に、先に、NHK短歌の本が入っていた。
S子さんが入選した時の号だと思い、みんなで、こそこそ、
「どんな歌か見たいねえ」と、囁いたけれど、中に入っているのを
取り出してみるのも躊躇われて、しなかったのが、心残りだったな・・。

火葬場に出立するときに、みんなで、
「S子さん、ありがとう」と、言って、お別れしてきたわ。

丁度昼過ぎで、外は、カンカン照り。
ウィステは、車でAさんを隣町のお宅まで送ってきた。
この暑さ、無事に帰ってほしいものね。

夜、遠花火を見ながら、S子さんを偲んでイッパイやりました。
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