ほんわか亭日記

ダンスとエッセイが好きな主婦のおしゃべり横町です♪

「下流の宴」

2011-01-31 | 読書
2011年1月30日(日)


「下流の宴」

図書館に申し込んで何ヶ月も待った林真理子「下流の宴」が来た~♪

母親が医者の娘だったというプライドを持つ福原家は中流の家庭。
ところが息子はフリーター。
娘・可奈は、上昇志向が強い。可奈が目指すは、お嬢様大学からセレブ妻へなる
こと。そのための就活、婚活に励んでいるのだ。

母親が元レディースの頭、再婚後は沖縄の島で居酒屋を営んでいる宮城家は、
自他共に認める下流の家。東京でフリーターをしている娘、玉緒が、福原家の
息子、翔と同棲し、結婚したいとなった・・・。
もちろん、福原家の母は大反対。医者の娘の自分の家と下品な玉緒の家では格差が
ありすぎと。
怒った玉緒は宣言する。自分が医者になる。そして愛を貫くと・・・!

この本は、二つのシンデレラストーリー。
可奈のセレブ妻への道。不倫への誘いをすり抜け、冴えない場所の正社員の口を
断って、都心の派遣となった可奈は、ついにセレブ妻に・・。
可奈をとりまく、高学歴でやや上流の互いの弱点を狙い合う青年群像がいいね。
「気の毒な人に同情することは、自分をその人と同じ下に引き摺り下ろすこと」
という、可奈の若い残酷さをさらりと書ける作者はさすがです。

玉緒は、ぐいぐいと周りの協力者や運を呼び込み、予備校の通信コースへ。
ここが、シンデレラっぽいが、読者に「ありかも」と思わせるのも作者の筆の力だなあ。
玉緒の弟たちを含め、都会を漂流する「下流」の若者たちも、裏のバイトに手をだすなど、
現代の落とし穴、危うさすれすれ。どっち側に落ちるかという場合なのに、本人たちは
いちずだ・・。

ところが、玉緒が奇跡的に医大に合格すると、翔はもう一緒にいられないと言う。
努力する人の側に居るのが、圧迫感で、いやなのだそうだ。楽に生きたい派なんだ・・。

福原家の母は、「二十年後、息子はあいかわらずフリーターで、玉緒は女医」
と打ちのめされる。
リストラされた夫と別居し、実家に戻ってきた可奈の息子が、彼女の希望となる・・。

これはまだ人生の第一ラウンドだよ。先をどう生きるか・・と、可奈に声をかけたいなあ。
福原家の父もそう思っているところが、筆の温かさかな。

なんか、若い&新興セレブたちとすごく遊んだ経験が作者の財産になっているんだなあと
感じるわ・・。
女性の意地悪さも自然に描けるのも、中流のプライドもみんな作者が
経験してきたことなんだろうなあ・・。

数ヶ月も待ったけれど、止められない止まらないで、一日で読んでしまった。
明日から、もう一回読みたい・・そんな本でした。


ポチは、今日もお医者さんへ。落ち着いていたけれど、夜、外にオシッコに出てから、
咳が何度も何度も出る。苦しそう・・・。肺炎に冷気が悪かったのかなあ・・。

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回復傾向

2011-01-30 | 日記
2011年1月29日(土)

今日も、ポチの病院へ。血液検査をした。
そうしたら、白血球の値が、昨日より1万も減ったんですって~。(^^)
まだ4万あって、正常値の4倍だけれど、抗生物質が効いたんだ。

確かに、朝の散歩の足取りが違ったわ。まだ、近回りにしたけれど、足元が
だいぶしっかりしてきたし、相性の悪いワンコを見かけると、ウ~!
っと、脅かすし・・・。(^^;)
また明日行くんだけれど、回復傾向が出て、なんとかなりそうね・・・。

ハハのところにも行ったら、いつものように歌を歌っていた。
従姉妹のご主人が亡くなった話をしたら、ハハは、
「お子さんが可哀想ね」
と、言った後、
「だから、生きている間に楽しまなくちゃ!」
って・・。ウィステが、
「そうねえ、生きている間に楽しまなくちゃね」
と、言うと、ハハは、
「うん!楽しむ!」って・・・。
そして、また歌を歌いだしたわ。今日の歌は、ラバウル小唄だった・・・。

なんか、ポジティブでびっくりだった・・・。
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白血球

2011-01-29 | 日記
2011年1月28日(金)

ポチは今日も元気が無い。お散歩もとぼとぼと、近所だけ。
お医者さんへ連れて行ったら、検査ということに。
で、結果は、ポチの白血球が正常値の5倍あると言われた。
普通、わんちゃんの値は1万。なのに、ポチは5万あるって。
これは、どこかで、炎症が起きているそうだ。
場所は、肺がすこし白っぽい。・・・肺炎の可能性があるという。
あと、持病の胆石・・・これで胆のう内に炎症という可能性もあるそうだ。

肺炎のほうに、びっくり。寒いところなんて連れて行ってないし、外に行く
時は、洋服だし・・?
すると、先生は、
「誤嚥性肺炎の可能性もあります」
誤嚥性って、ハハがよく起こす、あの誤嚥性肺炎ですか・・・。

とりあえず、点滴と注射をしてもらって、合計2万5000円。(>_<)

でも、家でもしゅんと蹲っているポチ・・・。
可哀想になって、ひさしぶりにオシッコの失敗をしたけれど、メッっと
怒ったりできませんでした。

明日も、病院なんだ。ポチが早く治るように行かなくちゃ。
万札持って・・・。
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ポチの不調

2011-01-28 | 日記
2011年1月27日(木)

今日は、図書館ボランティア。利用者さんに、
「声とタイミングが良いですね」って、言われて、喉がちょっと痛くなった
かいがあったわ~♪(^^)v

夕方、ポチが激しくゲ~ゲ~。戻しそうで、急いで外へ出したら、ドッグフードを
戻した・・・!
前は、胆汁を戻したりして、お薬を飲んでいて、そっちは最近、無いんだけれど・・。
その後、ポチはグタ~っとしてして、大また広げて横になっていると、
「生きているかな・・?」と、心配になって覗き込んでしまった。

夜、ベッドの上で、また、ゲ~ゲ~始め、急いで、サークルの中に。
しばらく、ゲ~ゲ~していたけれど、今度は、吐くものがなかったようだ。
いつもは、サークルに入れられると、大騒ぎで抗議するけれど、なんとなく
大人しく、そのまま、寝た・・・。

胆汁を吐くときは、その後は、あっさり元気になるのだけれど、力が抜けるような
感じが、どうもおかしい。心臓かな・・?

もしかして、飲みだした心臓の薬が合わない・・・?
う~~ん。明日、病院へ連れて行かなくちゃ。
ウィステ、膝がちょっと痛くて、鍼に行こうかと思ったけれど、それより優先だな。
薬のせいだといいんだけれど・・・。心配。
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干し柿

2011-01-27 | 日記
2011年1月26日(水)

叔母さん(従姉妹のお母さん)から電話があった。
従姉妹が、「ウィステさんが来てくれて嬉しかった。お礼を伝えて・・」
と、言ってくれたそうだ。
ばたばたと忙しく、心も振り回されている最中だろうに・・。
小さい頃の、今の従姉妹の娘ちゃんくらいの姿がすぐ浮かんでしまうけれど、
心遣いの出来る大人の女性になったんだよねえ・・と、しみじみ。
娘ちゃんと二人、いや、叔父さん家族も近くにいるし、きっとしっかり歩き出す日が
来ることを祈っています・・。

夜、ピンポ~ンと鳴って、お向かいの奥さんがいらした。
「ウィステさん、寝込んででもいた・・?」
ここしばらくたまたま顔を合わせていなかったから、心配してくれたんだ。

そして、「おいしい干し柿があるから」と・・・!!(^^)

彼女の気持ちの篭った干し柿を前に、ダイエットとか言ったら、人間が小さすぎだろうと、
ぱくぱくっと、いただきました~。(^^)
あ、数は言えません~。ご馳走様~♪
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