となりの大阪人in富山 野菜ソムリエまったりダイアリー

ありふれた日常生活を好奇心いっぱい大阪人目線で突っ込みます。

富山大空襲

2009年08月17日 20時46分22秒 | 

お盆で富山に帰省していた仲良し家族に会いました。

お盆にお父さんとじっくり話をしたそうです。

 

☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆

富山大空襲  昭和20年8月。

B29が見えたときお兄さん、お母さんにせかされて

まだ六歳だった I君 は神通川まで

必死で走ったそうです。 自警団に入っていた

お父さんはみまわりに出かけていて離れ離れに

なってしまいました。 たどり着いた神通川べりでは

避難するための穴を皆で掘っていました。

何気なくとなりの男の人をみたら、お父さんでした。

偶然の再会でした。

「おしっこしたい」 

「外に出たら死ぬぞ、がまんしろ」

空襲が終わって家があった千石町まで帰ろうとしましたが

市街地は焼け爛れて陽炎がたつほど熱く、

遠回りして帰ったそうです。

☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆

友人は、この話を聞いて

「お父さんのことが少し分かったような気がした。

 あしたのケンパの順番が気になっていたらしいから

 暗い思い出ばかりでなくてよかったよ」

と言ってました。

富山大空襲の話は絵本や児童書になっています。

北日本新聞2004年7月1日の読書欄 「親子で読む」に

「りんこちゃんの8月1日 とやま大くうしゅう」

       文 むらかみ りんこ

       絵 にしじま ひろこ

       若草書房 絶版

が紹介され、大きな反響がありました。

残念ながら現在書店で購入できませんが

図書館にあります。興味のある方は図書館で読んで下さい。

訪問ありがとうございます

   

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