
もう二度と
人を好きにならないときめて
自分の心の情緒的な部分に
覆いをかけて 暮らしていた
趣味のことを 手がけて
なにかを 始めようとしても
すべてが 無味で
乾いた 思いだけが
がさごそと 音を立てる
好きだった 音楽を聴いても
何も沁みこんでいかない
心の乾燥をとめるのは
あたたかい
寄り添える心しかないと
それだけは 何とはなく
わかっているけれど
求めるものが 不確か過ぎて
幾度も 幾度も
戸惑って 引き返す
夢のような ふんわりした
憧れだけを 語るには
生きてきた年月が 長すぎる と
厳しい 自責が襲ってくる
少女のような
無垢な恋をしたいと
いつまでも心の底で願うから
現実は その裏返しであることに
傷ついてしまう
大人になったら
きれいな恋は
出来ないのだろうか
ながい 葛藤の果てに
小さな恋を
見つけた気がしていても
砂の城の様に
跡形もなく消え去る日までの
はかない夢
人を好きにならないときめて
自分の心の情緒的な部分に
覆いをかけて 暮らしていた
趣味のことを 手がけて
なにかを 始めようとしても
すべてが 無味で
乾いた 思いだけが
がさごそと 音を立てる
好きだった 音楽を聴いても
何も沁みこんでいかない
心の乾燥をとめるのは
あたたかい
寄り添える心しかないと
それだけは 何とはなく
わかっているけれど
求めるものが 不確か過ぎて
幾度も 幾度も
戸惑って 引き返す
夢のような ふんわりした
憧れだけを 語るには
生きてきた年月が 長すぎる と
厳しい 自責が襲ってくる
少女のような
無垢な恋をしたいと
いつまでも心の底で願うから
現実は その裏返しであることに
傷ついてしまう
大人になったら
きれいな恋は
出来ないのだろうか
ながい 葛藤の果てに
小さな恋を
見つけた気がしていても
砂の城の様に
跡形もなく消え去る日までの
はかない夢

ゲッカビジン
花言葉 はかない美