
見つけようとしたわけではないのに
見つけてしまうことがある
心の襞(ひだ)
そこから はじまる喪失感
幾度となく経験した
立ち直りがたい虚無感
日常の中にいたたまれない時は
いつも 走ってしまう
秘密の場所に 逃げ込み
すべてが 朧(おぼろ)になるまで
息をひそめて 時間が過ぎるのを待つ
声に出してしまえば
笑い飛ばすような
些細なことであるかもしれないが
確実に心を蝕む(むしばむ)のであれば
その わずかの襞に垣間見た本音の部分を
突き止めたい衝動を 抑える
あすも 普通の人として存在するために
決して声にはしない
誰もが持っている
心の襞は
誰もが無意識のうちに深く埋没させて
深層心理のその奥にあるべきもの
時としてその振る舞いや仕草の中に
あるいは 会話の端々に
図らずも見つけてしまう
秘密の場所で
時が 音を潜ませて過ぎていくのを
きいていると
いつも 寂寥感(せきりょうかん)のあとに
ゆっくりと 朧な感覚が近づいてくるのだが・・・
見つけてしまうことがある
心の襞(ひだ)
そこから はじまる喪失感
幾度となく経験した
立ち直りがたい虚無感
日常の中にいたたまれない時は
いつも 走ってしまう
秘密の場所に 逃げ込み
すべてが 朧(おぼろ)になるまで
息をひそめて 時間が過ぎるのを待つ
声に出してしまえば
笑い飛ばすような
些細なことであるかもしれないが
確実に心を蝕む(むしばむ)のであれば
その わずかの襞に垣間見た本音の部分を
突き止めたい衝動を 抑える
あすも 普通の人として存在するために
決して声にはしない
誰もが持っている
心の襞は
誰もが無意識のうちに深く埋没させて
深層心理のその奥にあるべきもの
時としてその振る舞いや仕草の中に
あるいは 会話の端々に
図らずも見つけてしまう
秘密の場所で
時が 音を潜ませて過ぎていくのを
きいていると
いつも 寂寥感(せきりょうかん)のあとに
ゆっくりと 朧な感覚が近づいてくるのだが・・・

オドントグロッサム
花言葉 特別な存在