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西の空が 少し色づいて
夕暮れが 静かにやってきて
一日の時間の流れに
飽きた心に
終わりへの準備を促す
休日はこうして
何もなく終えるべき
誰にも会わずに
愚痴をこぼすこともなく
トムとチィの つぶらな瞳の
語りかけだけに 相槌を打ち
朝起きて 小豆の鍋を火にかけ
鍋に砂糖と少量の塩を投入
コトコトと 長く長く煮つづけ
自分好みの甘さのぜんざいを
一口 試食
それが何ほどの 癒しになろうか
それが・・・
不思議なくらい 癒されるのを
誰かに話したい
一年に一度
国の祝日を休業とする
職場のならいを
仕事に囚われなくていい日と思えば
一分の解放感とともに
あさから
小豆を煮る 気持ちにつながり
赤飯ではなく 好きなぜんざいへと
単純明快な 気持ちの移行を
一日かけて楽しむ。
明日からは 勤勉な労働者として
時間の縛りを 忌み嫌いながらも
可もなく 不可もなく
こなして過ごすのだろう
今日は
勤労感謝の日であった。
夕暮れが 静かにやってきて
一日の時間の流れに
飽きた心に
終わりへの準備を促す
休日はこうして
何もなく終えるべき
誰にも会わずに
愚痴をこぼすこともなく
トムとチィの つぶらな瞳の
語りかけだけに 相槌を打ち
朝起きて 小豆の鍋を火にかけ
鍋に砂糖と少量の塩を投入
コトコトと 長く長く煮つづけ
自分好みの甘さのぜんざいを
一口 試食
それが何ほどの 癒しになろうか
それが・・・
不思議なくらい 癒されるのを
誰かに話したい
一年に一度
国の祝日を休業とする
職場のならいを
仕事に囚われなくていい日と思えば
一分の解放感とともに
あさから
小豆を煮る 気持ちにつながり
赤飯ではなく 好きなぜんざいへと
単純明快な 気持ちの移行を
一日かけて楽しむ。
明日からは 勤勉な労働者として
時間の縛りを 忌み嫌いながらも
可もなく 不可もなく
こなして過ごすのだろう
今日は
勤労感謝の日であった。
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