愛の讃歌を歌おうとして
どう間違えたか
葬送行進曲のリズムを口ずさむ
こんな間違いがある
間違いは 気づくから間違いになる
気づかずに過ごすと
誰かが指摘するまで
間違いとならない
あざとい想いが飛び交い
風が吹いている間
木陰に身を寄せて
せめて陽だまりの 幸せ感を
口笛を吹いて
師走の街に繰り出そう
ジングルベルがなり
聖夜がながれ
このまま終わることへの
口惜しさと
これでいいのだという
慰めと
誰かの心の切れ端に
何かを残したいと
切ない想いが
未練がましくくすぶることなど
そ知らぬふりで
別れの歌を
大音響で 今年の私へ
スノウドロップ
花言葉 逆境の中の希望