北上島がゴンドワナ大陸に接していた頃、氷に被われたヤブー火山があった。
キタカミ半島は海底火山が作り上げた緑色岩台地で、噴火は半島の付け根に始まった。
オィシー火口(図中1)が小さな火山を作って収まると、
ガンドゥー第一火口(図中2)、ガンドゥー第二火口(図中3)へと続き大きなヤブー火山を形成した。
ガンドゥー火口が収まるとオィシー火口は陥没し窪地となった。
氷河は山を削り噴出した岩石は外周に堆積した。
ガンドゥー第一・二火口はヤブー火口に変更。
2013年6月30日「火口位置を推理する」へ。
その痕跡を僅かに見ることが出来る。
組成が似ていることから同時期の噴火と考えられる。
オィシー火口があったために大志田より上流の米内川には大きな石が無い。
次の2点からソトヤマ火口(図中4)があったと断定するのは難しい。
外山森林公園の火山弾に氷河傷がある。
白石、大志田間で無傷の枕石があることから、
溶岩はここまで流れてきていたと思われる。
しかし、第4の噴火を否定すると黒い溶岩の説明がつかない。
初期の噴火による岩石は石灰分が多く白くもろいが、後期になるにしたがい
石灰が無くなり黒灰色の硬い岩石になったと考える。
この黒灰色の岩石が外山ダムを中心に分布している。大石川にはおにぎり大、
森林公園には漬物石大、中津川橋には氷河に運ばれた枕状溶岩、そして、
大志田にはビーチボール大の枕石がある。
大志田の北斜面か。
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