JA7GOG - 宇宙は生成と衝突破壊の繰り返し

仮説、通説、迷信、誤解、目指せ間違い脱皮。勿論ここにも。
縄文時代、ペルシャ人が岩手で金を製錬。痕跡を探る。

ヌーナ大陸

2014-04-04 15:39:03 | 北上島地球史
私が石に興味を持つことになった最初の石です。
一時は黄鉄鉱と疑われ処分されそうになりましたが晴れて証言します。

白い石は、金の下にある三角形から、核マントル境界から上昇した
カリウム質ホットプルームであろうと考えます。
金が結晶化していることから深さ100~150kmにあり、
沈み込んだ石灰岩を溶かしていたようです。
赤は磁赤鉄鉱です。

焼いて、間違いなく金です。


黒は硫化鉄で石を割ったときは透明で金色でした。

翌日、酸化して黒くなっています。硫化鉄の融点は金より低く、金を被っていた。

この石から推理。

ピルバラ地方に35億年前の地層あった、
シアノバクテリアが25億年前ころに大量発生し鉄が酸化され沈殿を始めた、
縞状鉄鉱層は海成堆積物で約20億年前ころの2億~3億年間に生成した、
石灰岩の堆積は原生代に始まり、とあります。

磁赤鉄鉱に圧力変性の痕跡があることから、
島々を集めて出来た北部北上島を含む大陸に磁赤鉄鉱はあったと推理。
北部北上島を含む大陸は南部北上島を含むヌーナ大陸に衝突。

衝突の時期は、2014-9-17「衝突検証」
分裂の時期は、2014-11-4「笛吹峠」

ヌーナ大陸の東に接していたオーストラリアの北西部は海に面し、
大陸棚にあった北上島の上には縞状鉄鉱層の層があった。
ヌーナ大陸の下にはカリウム質スーパープルームが溜まっていた。
やがて大陸棚は隆起し、トーヌッフとライナイが噴火を始める。
マントル対流が一層に変わるころ、ヌーナ大陸は分裂を開始し、
地溝帯・三陸海岸が形成された。
北上島を乗せたオーストラリアと南中国は大陸を離れ、
間に広まる海には石灰岩が堆積した。

ロディニア大陸になると、カリウム層の上にヤーチ火山に始まる溶岩の層が作られる。

飯岡山から見る北上盆地。

飯岡山が安山岩で出来ているということは、この上に何かがあったということ。

そうです、溶けて消えた石灰の層があったのです。何を言いたいかというと、

少なくとも35億年前から北上島は存在し、その上には隕石が落下し
堆積層に蓄積されていた、ということです。
35億年分の隕石が北上島には落ちているのです。
1年に地球上に落ちる隕石は2万個なそうですから、大変な数です。
先日拾ってきた石を調べた所、隕石でしょう。

以下、調べた記事。

≪初期の地球大気に存在していた大量の二酸化炭素は、のちに石灰岩や苦灰石などの炭酸塩岩として大量に地殻に固定されて減少し、≫
≪全世界の大陸地域にみられる縞状鉄鉱層の大部分は約20億年前ころの2億~3億年間に生成したもので≫
≪海中でラン藻が繁殖して光合成作用を行い,炭酸ガスから酸素を放出すると,酸素は鉄と化合して酸化鉄として海底に堆積した。これが縞状鉄鉱層であり,縞は,藻が繁殖する夏と休眠する冬の季節を示すと考えられている。縞状鉄鉱層の堆積は20億年前,突然終りを告げる。≫
≪先カンブリア時代の楯状地に広く分布する鉄に富む海成堆積物。鉄鉱物とチャートが互層状の細い縞目をつくっている≫
≪西オーストラリアのピルバラ地方35億年前の地層から、東京工業大学の上野雄一郎助手らが世界最古の原核生物(バクテリア)の化石を発見したが、≫

http://www2.memenet.or.jp/kinugawa/bengara/050521.htm
オーストラリア北西部に鉄鋼石あり、良く似ていますが、ここの奴は磁石につく。
≪鉄鉱層の生成年代は縞状鉄鉱床より新しく、古生代から中生代で、当時の陸地周辺の浅海に堆積したと考えられ、頁岩・砂岩・石灰岩などと一緒に産出する。地上の岩石が風化し、岩石に含まれていた鉄成分が海に運ばれて堆積したことが成因とされている。≫

http://ntooffice.blog21.fc2.com/blog-entry-1688.html
≪磁力のある磁鉄鉱と磁赤鉄鉱≫≪磁赤鉄鉱は・・・、磁鉄鉱の風化変質によって生成されたものです。 ≫

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