川を埋める

河川緑地、安全を犠牲にしてまで、必要ですか。地下水脈で地盤沈下。


右からカーブして流れてきた川は、左の土手にぶつかって流れを右に変えます。
枯れ草の上の石と砂が運び込まれたものです。
先日のやや大雨で石が洗われてきれいに見えています。
雨で増水すると草の上を向こう側へ流れますが、せき止められてしまいました。
左側が波立っていますが、石の堆積が進んでいます。

土手にぶつかった水は地下に流れ込んで水脈を作っていると思われます。
見えている家はすべて、波の上に浮かんだ小舟のように傾いています。

左端の新築の家を奥の煙突と比較します。

1度ほど川側へ傾いています。

今日確認しに行ってきた所、20軒ほど、早急な対策が必要です。
石を運び出して、昔のようなまっすぐな川にしないと水害は必至です。
どの程度の水脈が出来ているかによりますが、浮力が働けば、
土手が浮き上がり、流れ出したコンクリートの壁は川をせき止め、
加賀野・下小路は水浸しになります。

私には他人事ですが、是非見に行って最悪のケースを想像してみてください。
盛岡市・山賀橋の上です。